私ももらえるのかな
障害年金。
私のブログを読んでくださっている方でも、受け取っている方いらっしゃると思います。
私はこれまで受け取ってこなくて(申請したことがなくて)、障害者手帳も所持しておりません。
もうだいぶ昔に、病院でそんなような話が出た記憶があるのですが、私が「嫌だ」と言ったと思います。
そのころは、自分の病気のことも良く分からず、早く社会に出なくては、できれば正社員で働かなくては、と思い焦っていました。
とてもとても、働くなんてできる状態ではなかったのですが。
もし働けることになったときに、手帳や年金を受け取っていたという事実があると、不当な扱いを受けることになるのではと言う怖さから、よく理解せずに「嫌だ」と言ったのだと思います。
とにかく、すぐに治して正社員として社会人にならなくてはと、そう思い込んでいました。
お医者さんからはそれ以上、年金や手帳の提案はされたことがないし、家族はそういったことに無知で情報収集も一切してくれなかったので、何もせず今に至ります。
結局、今でも外で勤めるなんて難しい状況で、自分の病気の経過や働くことが難しいことも理解したので、「私って損してるんじゃないの?」と思い始めたのです。
内心、恨んでいます
これまでも何度か書いたことがありますが、私の親は私の病気に関してあまり知識がありません。
なんとかなるでしょと前向きにとらえていると言えば聞こえが良いのですが、軽く思っていると言うか。
利用できる福祉などについても、無知です。
かろうじて、お医者さんがすすめてくれたので「自立支援医療」は利用して来れましたが、それ以外のサービスは全く触れずに来ました。
作業所だとか、就労に向けたトレーニングだとか、なんとかサポートだとか、そういったことに一切かかわらずに、私はひたすら家で過ごしていました。
収入の無い成人した娘を養ってくれていたことは感謝しなければいけないのかも知れませんが、私の病気に関しての理解や福祉について調べるなど一切してくれなかったことは、正直恨む気持ちが出てきてしまいます。
患者本人が、早くからそういったことに目を向けて行動するのはさすがに難しいです。こういったことは、家族に積極的に情報収集して欲しかったです。
主人も、そういった情報をこれまで収集してはくれませんでした。
病気そのものに関する知識もはじめは持とうとしてくれず、「どうしてあなたの本棚には私の病気に関する本が1冊も無いの?」と我慢できずに責めたことがあり、そこから本を読んだりするようになってくれました。
主人は今では、私の訴えることにも耳を傾けくれるし、病気に関することはだいぶ理解しようとしてくれるようになりました。
頼りになるのは結局主人
病気の症状にも福祉にも無知な親と、病気の症状には理解を示してくれて全力で支えてくれるけれど、利用できる福祉などは分かっていない主人。
今回、障害年金について行動を起こした方が良いのではというのは、私発信です。
図書館で「障がい者の就労ガイド」と言う本を借りてみて、その中に就労以外の収入として障害年金について軽く触れられており、「私ももらえるのでは?」と思ったのがきっかけです。
さっそく主人と2人で専門書を買いに行き、今週末の通院の際にお医者さんにお願いすることがあるなら間に合うようにと、大急ぎで主人が読んでくれています。
私も読もうとしましたが、社会人経験のない私には、これまで払ってきた年金の種類がどうとか言われても難しくて良く分からなかったです。
他の内容も、ちょっと頭がいっぱいになってしまいました。
主人は理解して読み進めてくれているようなので、頼りにしてしまっています。
コロナの状況が良くないので、「今回の帰省は延期にしたら?」と母から電話がかかってきたのですが、「障害年金について先生と話したいから、自分たちで病院に行きたい」と言いました。
もし延期にして、母に代理で受診してもらうなら、「私たちの聞きたいことをお母さんに代わりに聞いてきてもらわないといけない」と言うと、「お母さんは難しいことは分からないからそういう話はできないから、じゃあ帰って来たら良いよ」と言われました。
お母さんは分からない、出来ない、って……。
なんとも残念な返事でしたが、やはり延期せずに今週末は帰省することにしました。
審査が通るのかも分かりませんが、1か月でも早く着手できた方が良いと思うので。
本によると、自治体によって審査の通りやすさに6倍も差があるらしいです。
川崎はそういった福祉が手厚いとは感じられないので、おそらく厳しい審査を受けることになると思います。
そもそも、自治体の役所の人が審査をするのかどうかとかも、良く分かっていませんが……。
それでも、私の権利としてちゃんと主張したいと思います。
審査が通らず、病気の症状が悪化してしまう人がいると、本には書いてありました。
怖いです。
もし通らなかったら、私も体調を崩してしまうかも。
でも、何もしないのは嫌なので、挑戦します。