追い込まれた状態
私の心の調子はおかしいのでは?と思い始めたあたりまでの話を前回書きました。
sentimentalover.hatenablog.com
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治療が始まるまでの話は、この3つ目の記事で終わります。あと少し、お付き合いください。
友人との関係
振られてしまったショックで、私は友人たちに助けを求めました。この選択も、私を統合失調症に向かわせてしまったと今では思っています。
はじめは話を聞いてくれていた友人たちも、なかなか私が立ち直らないのを見て、態度を変えるようになりました。
着信拒否をされたり、迷惑だと言われたり、とにかく冷たい態度をとられるようになりました。
初めて精神科を訪れる
こうして過ごす中、私の体調不良はどんどんひどくなりました。この不安感やパニックはさすがにおかしいと思い、はじめて精神科に通うようになりました。
しかし最初に通った病院の先生のことは好きになれず、つらい思いをしました。
私が必死に訴えた話を、そんなのは~~ですよ、ほんとに病気だったら~~なんてできませんよ、と受け入れてくれませんでした。
眠れず、パニックを起こすように…… そして夢を諦める
眠ることも食べることも、ゆっくり落ち着いて過ごすこともできない状態になり、卒業式にはとても出られる体調ではなく、逃げるようにアパートを引き払い地元に帰りました。
引っ越しの手続きなども自分でできるような状態ではなく、病院に通うようになってから実家の母に泊まり込みでずっと来てもらっていたので、全部母任せでした。
立て続けに恋人と友人を失い、以前に付き合っていた彼の優しさにやっと気づいた私は、それまでの経緯を以前の彼に伝えました。
彼は毎日連絡をとってくれて、恋人としての関係が再開したわけでもないのに、月に一回、新幹線に乗って実家まで会いに来てくれるようになりました。(この人が今の主人です。)
そして、母に頼んで教員採用の辞退の電話をしてもらい、私の大学生活は終わりました。
地元の病院に通い始める
病院は最初に通ったところで紹介状を書いてもらい、地元の病院に移りました。
そちらの先生は私の顔を見るなり、「治療が必要だね。顔を見れば分かる。ちゃんと治療していきましょう」と言ってくれました。(もちろんいろいろな書類に記入をし、テストなども行いました。)
ここからやっと、わたしの闘病生活がはじまりました。
いろいろなきっかけでこの病気になる人がいると思いますが、治療のスタート地点にたつことが最初の難関だと思います。
私の前記事と今回の記事を読んで、こんなこと普通に起きることじゃないか、と思った方もいると思います。けれど、何をどれくらい辛いと思って苦しむかは、人それぞれです。
そしてこの病気は、だれでもなる可能性があると言われている病気なんです。
こんなきっかけで病気に?精神科に通うなんて……と、思っている人。心配だなと思ったら、ちゃんと病院に行ってみてください。すこしでも治療開始は早い方が良いです。早く治療を開始した方が、早く改善するともいわれています。
私のブログを訪問してくださったということは、心の病気に関して、なにか不安があるからという方もいるのではないでしょうか。そんな方は、ぜひ病院に行ってみてください。