ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

家族の支え 知識も愛情も両方大切

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両親との関係

私の両親は、はっきり言って私の病気のことをちゃんと理解していません。普通、娘が病気になったら調べたり本を読んだりして、その病気のこと知ろうとしますよね……。

 

そういうこと、何もしないんです。

 

私の方も、病気になった初めのころは母の前でよく泣きましたが、ここ何年も、調子が悪くなっても逐一伝えていません。

 

父と病気のことについて話したことは、一度もありません。

 

父親

父は私が病気になったとき海外に単身赴任中で、一年後に帰ってきました。会社の業績が悪くなったため、帰国後リストラに遭い、失業手当をあてにしながらのんびり再就職先を探していました。

 

主にハローワークのお世話になっていたのですが、興味があるのか、飲食店のレジ横などにあるお仕事紹介系のフリーペーパーをよく持って帰ってきては読んでいました。

そんなある時です。フリーペーパーを見終わった父が、テーブルの正面に座っていた私のところまで、そのフリーペーパーを投げてスライドさせて寄越したのです。

「ほれっ」と言って。

 

父のことは、実家の階段の柱が分かりやすく教えてくれます。その柱には、私や姉が子どものころに貼ったシールを父が剥がした跡が汚く残っています。

 

父はホームセンターや100均をうろつくのが大好きで、そこでシール剥がしという商品を見つけ、使ってみたくなったのでしょう。しかしその商品は、おそらくガラスやプラスチック向けのもので、木材には使えなかったのだと思います。しかし父はそんなことも確かめず、柱に使い、シールは中途半端に剝がされて白い液の後が残りました。

 

実家はド田舎の一軒家で、売って別の人が暮らすなどどいう可能性は1%もありません。売却する可能性がある分譲マンションなどではないのだから、子どもの貼ったシールを無理やり剥がさなくてもいいのにと私は思います。柱の傷は~おととしの~♪ なんて歌がありますが、嬉々として作業する父を寂しい気持ちで見ていたことを覚えています。

 

面白そうなものを見るとなんでもかんでも使ってみたくなる。

使い方や注意点を確認せずにテキトーなことをする。

思い出とか記念とか、そういう人の気持ちが分からない。

 

父の日にプレゼントしたものを失くされたことを怒ると、「お父さんがもらったものなんだから、そのあと失くしたって、お父さんのものなんだから勝手でしょ?」と不思議そうに言われたこともあります。不思議そうに、です。

 

アウトですよね。残念ながらこれが私の父です。

 

母親

母は父とは違って、私の代わりに病院に行ったり薬をもらいに行ってくれたりと、病気に対して協力的です。しかし、病気の専門知識を得ようとせず、思いがあればなんとかなっていくと思っているフシがあります。

 

数年前に、統合失調症のことが分かりやすく漫画で書かれている本を渡して、貸してあげるから読んでと言いましたが、未だに返却されません。もちろん感想や、「あぁいうことは言ったらいけなかったんだね、ごめんね」のような言葉もありません。父にも読ませてと言いましたが、父の手には渡っていないでしょうね。

自発的にどころか、貸しても病気についての本を読んでくれないのです。漫画でも。

 

父が私にフリーペーパーを投げて寄越したとき、私は発狂して自室にこもり、布団にくるまりながら泣きました。その時母も、居間で一緒にテレビを見ていました。1時間近くしてから母は愛犬を抱いて私の部屋にやってきて、言いました。

 

「お父さんは悪かったけど、お父さんのきもちも分かるよ。親は心配なんだよ」

 

父を庇うようななだめ方をしたのです。

ちなみに1時間近く部屋に来なかったのは、やっていたテレビドラマが終わるまで見ていたからだと思います。相棒、見てたんです。

 

私が母と話をしているときに、「友だち」という言葉を口にして、自ら落ち込んで黙ってしまったことがあります。その時母は、「今自分で友だちって言って落ち込んでるんでしょ~」とド直球の指摘をし、フォローはありませんでした。

 

最近まで、帰省した際には母に病院に連れて行ってもらい、今も私の代わりに病院に行って薬をもらって送ってきてくれる母には感謝しています。

発症したばかりの大学生のときにも、長いこと一人暮らしの部屋に泊まり込んでもらい世話をしてもらいました。

何より、産んでもらったことに感謝しています。

 

けれど、どうしてあんなこと言われなきゃならなかったの、もっとああしてくれたらよかったのに。そういうきもちも共存しています。

結婚してからは、こどもをまだ考えていないという私に「どぉしてぇ~」と。

それが私を追い込んで苦しめていることに、気づいてほしいです。

 

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家族の理解

結婚してからの私の1番の家族は、主人です。

主人はたくさん私の話を聞いてくれて、なんでも話せる相手です。こうして欲しいという要求も聞き入れてくれるし、不安な時やパニックを起こしているときも支えてくれます。小さな不満はいろいろありますが、それを吹き飛ばすような大きな感謝のきもちがあります。

主人はネットでの検索や書籍を読んだりと、思いだけでなく知識をもって私に接してくれます。

 

 

なんだかグチばかりの記事になってしまいました。

ごめんなさい。

 

 

このブログを目にしてくださった方に、家族が精神疾患だという方がいたら。

知識を得て活かすことも、愛情をもって接することも、両方大切にして看病してさしあげてください。

 

それが、回復につながります、きっと。

 

 

 

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