ウクレレの調べ
以前の記事で、趣味でウクレレをやっているとチラッとだけ書いたと思うのですが、そのウクレレのお話と、タイトルに書いた素敵な楽曲のことを書きたいと思います。
ウクレレはもともと義理の両親がやっていて、お家にお邪魔した時に触らせてもらい、私もやりたい! となって始めました。
私の楽器歴は、小学校中学校とピアノを習いましたが、壊滅的に才能がなく、しかし辞めたいと言えなかったので嫌々続けていました。両手で別々のメロディーを弾くとか、無理ですよね?
音楽自体は好きなので、高校では吹奏楽部に入りサックスを吹いていました。相変わらず才能はいまいちですが、練習でカバーしました。レベルの高い学校では無かったので、なんとかやっていけました。
大学でもサックスを続けたくてジャズ研に入りましたが、こちらは2年でフェイドアウトしました。
卒業後、市の吹奏楽団に入った話は、以前書いたので良ければ読んでください↓↓。
sentimentalover.hatenablog.com
こんな感じで、音楽好きだけれど才能は無い私ですが、ウクレレは今までの楽器の中で1番楽しく続けられています。
1人でもそれらしいのが弾けるのと、息が苦しくないのが良いです!
ゆる〜りウクレレ気分
私が使っているウクレレソロの楽譜です。ジブリが好きで、レベルもやさしめなのでこちらを選びました。楽譜自体もとても読みやすくておススメです。
後ろの方には歌詞とコードも書いてあり、弾き語りもできます。
愛は花、君はその種子
こちらはジブリ作品『おもひでぽろぽろ』の曲です。『THE ROSE』と言う海外の有名な曲に、監督の高畑勲さんが日本語詞をつけたものです。エンドロールで流れます。
愛は花 生命の花
きみは その種子
挫けるのを 恐れて
踊らない きみのこころ
醒めるのを 恐れて
チャンス逃す きみの夢
奪われるのが 嫌さに
与えない こころ
死ぬのを恐れて
生きることが 出来ない
安全な場所で守られていようとする自分に、喝を入れられたようなきもちです。
やはり病気のことがあり、世間の中に飛び出すことができないでいる私ですが、いつか、自分を誇れるように、ちゃんとチャレンジしたいと思います。
まだ、いつか、と思ってしまう私ですが、焦らずに病気と付き合っていきたいです。
始めの頃と比べてここまで来たのだから、きっとこれからも、まだまだ良くなって行くはず。そう思って、小さなことからチャレンジしていきたいです。
そして、歌詞はこう結びます。
思いだしてごらん 冬
雪に 埋もれていても
種子は春 おひさまの
愛で 花ひらく
自分が愛の花の種子だとしたら、花ひらくためには太陽となる存在が必要なわけです。人は、ひとりでは生きていけないと実感している今なら、この歌詞に納得できます。
しかしそんな存在が居てくれなかったら、花ひらくことができないのかな、とも思ってしまいます。
けれど、こうも考えられます。自分が誰かのおひさまとなり、お互いに、その人の花をひらかせる愛になればいいのだと。
愛の花の種子、な訳ですからね。
誰かに頼ってばかりいる存在ではなく、自分も誰かを支え、明るく照らせる存在でいなくてはと思います。
引用:『愛は花、きみはその種子』日本語詞 高畑勲
ゆる〜りウクレレ気分のデモ演奏です↓↓
おもひでぽろぽろのエンディング『愛は花、きみはその種子』↓↓
Only Yesterday - Omoide Poro Poro - Ending - The Rose - Ai wa Hana, Kimi wa Sono Tane
原曲の『THE ROSE』です。歌詞と日本語訳付き↓↓
The Rose - Bette Midler(日本語歌詞字幕) English & Japanese Lyrics
とても素敵な曲なので、良かったら聴き比べてみてください。
sentimentalover.hatenablog.com