ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

テレビ依存症から脱し、今またテレビが楽しい

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子どものころから

私の育った家では、四六時中テレビがついていました。

両親ともに、居間にいるときはとにかくテレビをつける。

 

子どものころ、居間でリコーダーやピアニカの練習をしていても、そこに後からやってきた家族が無言でテレビをつける。CDをかけて聴いていても、何の断りもなくテレビをつける。

文句を言うと、「自分の部屋で練習して」「自分の部屋で聴いて」。まぁ確かにそうかもしれないけれど、居間にはコタツがあったりエアコンが効いていたり、快適だからそこに居たかったのに。何より、「テレビつけてもいい?」と言った確認が無く、音を出してる人がいるのに当然のようにテレビをつける無神経さが嫌でした。

 

そんな家族の無神経さもあり、とにかく居間では常時テレビONが当たり前。

その環境で育ったせいか、私も気づけばテレビがある部屋では常にテレビをつけてしまうようになりました。

 

見たい番組がやって無くても。

 

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テレビがついていないと不安になる

大学生になりひとり暮らしを始め、1Kの部屋で常に私はテレビをつけていました。

そしていろいろあって病気になり、ひたすらベッドの中で過ごすようになっても、テレビはON。テレビから音が鳴っていないと不安でした。

 

実家に引き上げてからも、居間で寝ているときは常にテレビをつけていました。

適当なバラエティや情報番組が心地よく、あとは知っているサスペンス系のドラマ。ファッションの通販チャンネルも、なかなか。

恋愛系のドラマはイマイチ。ニュースや討論番組、スポーツはダメでした。

 

テレビは私の不安感を募らせもするし、ちょっとした安心感ももたらすものになっていました。

 

病気の症状が少し良くなり、結婚前から主人と一緒に暮らすようになったのですが、そこでも私は常にテレビをつけていました。しんどくて一日中ベッドでうつらうつらしていても、テレビはついたまま。

テレビをあまり見ない主人も、私の依存症に付き合ってくれていました。

 

突然テレビを見なくなる

努力してそうしたわけではないのですが、私はテレビを1度消してみようと思い実行しました。やはり、これは良い状態ではないという思いがあったので。

 

見たい番組があるときはつけるけれど、パソコンをいじったりゲームや読書をするときには消すことから始めてみました。

そうしていくうちに、この番組も見なくて良いかな、というものが増えていき、だんだんとテレビをつけなくなっていきました。

 

テレビに依存せず生活できるようになっていることに気が付くと、以前よりも充実した時間を過ごせているような気がしてきました。

始めは不安な気がしたけれど、慣れてみれば、こんなに簡単に依存を脱出できるものなのかと拍子抜けするくらいでした。

20年以上のテレビつけっぱなし生活は何だったのだろうと、今では思います。

 

今また、テレビが楽しい

「最近、前よりも楽しそうにテレビ見てるね」と、先日主人に言われました。

 

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テレビをあまり見なくなったここ数年、決まった番組だけ予約録画して、夕食時にそれを見ると言う見方しかしていなかったのですが、最近は夕食が終わった後も少しだけリアルタイムのバラエティを見たりするようになりました。

 

以前はそうやって普段見ない番組がついていると、「もういい、消して」と言って、見ていませんでした。「いつもの決まったやつ」でないと、楽しめなくなってしまっていたのです。

依存症は脱したけれど、今度はルーティーンに入っていない番組は見たくないようになってしまっていました。

 

それが最近では、たまたま見かけた番組を、そのまま見ることがあります。その時の様子が、これまでより楽しそうだと主人に言われました。

 

これまでの私のテレビとの距離感は、極端で健康的ではない感じがしていましたが、今は自然な感じで楽しめているのかなと思います。

それほど辛い努力をして適度な距離感を作り出したわけではなく、心の状態が反映されているのではないかと感じます。

 

近年、テレビは面白くなくなっただとか、ネットの方が面白いだとかそんな風潮がありますが、どちらにも依存せず、「ちょっとした楽しみをくれるもの」ぐらいの付き合い方をしていけたらと思います。

 

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