焼き芋にハマっています
最近、私のスーパーでの楽しみは、焼き芋を買うことです。
普段行く近隣の店舗、家から15分くらい行ったところにある商業施設内の2店舗、車で買い出しに行ったときに立ち寄る店舗。この計4つのスーパー全てで、焼き芋が販売されております。
ほくほく系よりねっとり系が好みなので、車で立ち寄る店舗の安納芋がNO.1です。
けれど他のお店のものも、けっこう蜜が出ていて美味しい。
お昼ご飯や、翌日の朝ごはんにしています。冷えても美味しい。
実家でよく作ってくれたふかし芋とかはあまり興味がなかったですが、甘くてねっとりの焼き芋の美味しさに気づいた33の冬です。
女性に人気?
家から15分くらいの店舗の焼き芋売り場には、「女性に人気」というポップが書かれていました。
確かに「芋・栗・南京」って言うくらいだし、女性が好きなイメージありますよね。男性も好きだと思うけど、焼き芋でハッピーってやっぱり女性の方が多いかも。
でもそこに、こんなポップも書かれていたんです。
「食物繊維が豊富!」
確かに食物繊維だけれど
食物繊維と言われると、多くのお方がまず思い浮かぶのは「便秘に良い」ということではないでしょか。
確かに食物繊維は便秘に良いのですが、食物繊維には2種類あると聞いたことがあります。それは「水溶性の食物繊維」と「水溶性ではない食物繊維」です。
便秘に良いのは水溶性の食物繊維のはずです。
「毎朝すっきり」とか書いてあるシリアルなどに含まれる食物繊維は、水溶性の食物繊維なのだと思います。よく便秘に良いと言われるキャベツに含まれている食物繊維も、水溶性です。
しかし、さつまいもの食物繊維は水溶性ではないと、以前読んだ本に書いてありました。
「お腹に良い」と言うけれど
「食物繊維はお腹に良い」という抽象的な表現を目にすることもありますが、便秘の人に良いのは水溶性の食物繊維。
逆に下しがちな人が水溶性の食物繊維を摂りすぎると、刺激になってよりお腹が緩くなってしまうことがあります。
そして、便秘に良いと信じて摂っていた食物繊維が水溶性でないものの場合、より便秘気味になってしまうことがあるそうです。
・便秘に良いのは水溶性食物繊維
・食物繊維でも、水溶性でないものは便秘に良くない
・逆にお腹を下しやすい人は水溶性食物繊維を摂りすぎてはダメ
同じお芋でも、さと芋や長芋などねばねば系は水溶性、さつまいもやじゃがいもなどは水溶性ではないそうです。
誤解を招くでしょ
スーパーのポップの話に戻ります。
「女性に人気」「食物繊維が豊富」と書かれていると、便秘に良いんだなと言うイメージを持ちますよね。便秘って女性の方が多いみたいだから。
けれど、さつまいもに含まれる水溶性ではない食物繊維は、便秘に良くはない。
嘘はついていないけれど、明らかに間違った解釈を招く表現ですよね。
「嘘じゃないけど不適切」というヤツです。
私は普段は便秘気味ではないので、焼き芋食べますけど。
むしろ、過敏性腸症候群で下しがちなので、水分の少ない便が出るならもってこいなくらい。
ポップを書いた人たちは、本当のこと分かってるのかな。分かって書いていたら、ちょっと悪質だなぁと思います。
こういった、ある意味嘘じゃんって、世の中に溢れていますよね。
騙されないように生きていきたいです。
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