統合失調症の私のきもち。

統合失調症の私が感じている病気のこと、病気のまわりにくっついているいろんな悩み、そして日々の生活などを書いていきたいと思います。

「繊細さん」の本、読了しました

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自分でも読んでみました

以前、主人が『「繊細さん」の本』という本を買って読んでくれていると書きました。

主人が読み終わったので、私も借してもらい、読み終わりました。

 

sentimentalover.hatenablog.com

 

主人が読んでいるときに、「なるほど」と言って笑っていたページがあったのですが、そこには「繊細さんはよく道を尋ねられる」と書かれていました。

 

確かに私はよく道を尋ねられたり、知らない人に声をかけられます。

偶然、ブログでもそういった記事を書いたことがありました。

sentimentalover.hatenablog.com

 

 なんだか、伏線を回収しているみたいですね。

 

HSP」のことを知って、今までの不思議に納得の答えを得られたものがいくつかありました。

※「HSP」とは「ハイリ― センシティブ パーソン」、他の人より繊細、敏感な人が一定数存在するというものです。

 

自分で読んでみて、ためになったと思うことがたくさんあったので、まとめてみたいと思います。

 

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「繊細さん」と「完璧主義」は違う

繊細さんは、完璧にやりたいと思っているのではなく、気が付いたから対応しているだけ。

 

例えば飲食店の店員さん。

「グラスをこの位置に置くと、話に夢中になったお客様の肘が当たってしまうかも知れない」と先のことまでシミュレーションできてしまうので、「このあたりに置いた方が良いだろう」と行動しているだけである。

 

だから、非繊細さんのように、そういったことに関係なくテキトーな位置にお水を出すということをしない。

気づいたからリスクを防いでいるだけで、完璧主義とは別物。

 

「刺激」から自分を守る工夫

繊細さんは、人の感情や五感から受ける刺激などに敏感なので、ストレスに感じたり疲弊しやすい。

 

しかし、感覚を鈍らせたり心を閉ざす必要はない。物理的に刺激を遠ざければよい。

 

おそらく私は、五感の中で聴覚が抜きん出て過敏です。人の咀嚼音が汚いと、本当に耐えられません。

それについで、他の感覚もそこそこ過敏だと思います。

聴覚に関しては、耳栓をしたり、好きな音楽を聴いたり、うるさい場所から離れてしまうという方法も有効です。

 

ちなみに以前、こんな記事も書いていました。

温泉施設で、周囲の人のマナー違反気味な不快音に耐えられなかったという話です。

sentimentalover.hatenablog.com

 

過去に、ひとりで飲食店にいるとき、くちゅくちゅと音を立てて食事をしている人が近くにいたので、イヤホンで音楽を聴いてやり過ごしたということもありました。

 

他には、触覚に関して言うと、私は掛け布団を変えると寝つきが悪くなります。最近はマシになりましたが、睡眠障害がひどかったころは、より入眠を難しくしていました。

 

夏になってタオルケットを出したけれどその質感に馴染めなかったとき、タオルケットにわざわざ、いつもの掛布団カバーをかぶせて使うという方法をとっていました。

 

他の感覚に関しても、思い返せば自分なりに工夫していたんだなと言うこともあったし、こうすれば良いのかと参考になることも書かれていました。

 

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繊細さんの感覚が、非繊細さんには「分からない」

繊細さんが想像する以上に、繊細さんと非繊細さんの感覚の違いは大きい。

「相手も自分と思うように感じているはず。同じように考えられるはず」と思って接していると、傷ついてしまうこともある。

 

繊細さんが感じていることの中には、非繊細さんには、悪意なく本当に分からない、理解することができないことがある。

 

そして、人によって「心の深さ」には違いがある。

 

「どんなに説明しても、相手に理解してもらえない」

「表面的にしか受け取ってもらえず、かみ合わない」

こういった思いは、私は人生の中で本当に何度も感じてきました。

 

これは、自分の説明が足りないのでも、相手に理解する気が無いのでもなく、相手には理解できないことがあるということ。

 

自分と同じ深さで話ができないのは、とてもイライラするし孤独です。

自分と同じ深さの人を探してみると、「言葉が伝わった」と感じられるので、是非そういった自分と似たタイプの繊細さんかなと思う人を探してみるのが良いとのこと。

 

ブログはそういった人に出会う方法として、役に立つということです! 確かに!

 

「気づく」と「対応する」を分ける

繊細さんがいろんなことに気づくのは自然なこと。気づかないようにする、気にしないようにするというのは無理な話。

 

けれど、「気づく」ことと、そこに「対応する」のは別のこと。

「気づいたけれど対応しない」という選択肢を持つことで、行動もストレスも減らすことができる。

 

なんでも先回りして相手のために尽くしてあげる必要もない。

先回りして丁寧な対応をすると、相手が非繊細さんの場合、「自分が不完全な仕事をして手伝ってもらえている」ということに気づかないかもしれない。

 

手助けが必要になり、手伝って欲しいという要請があったところで初めて手を貸せばよい。そのほうが、相手の成長にもつながる。

未然に防がなければいけない重大なミスでない限り、なんでも先回りして対応しておいてあげる必要はない。

 

心にとめておきたいこと

いろいろなためになるアドバイスや気づきがありましたが、私が1番「これをとり入れたい」と思ったのは、「嫌いセンサーを封じないこと」です。

 

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本当はちょっと嫌だなと思っていても、よっぽどの問題が起きて「無理!」というレベルになるまで、「嫌い」と判定してはいけないと思っている繊細さんが多いということです。

 

「なんか嫌だな」くらいでは、その人を遠ざけることができず、むしろ一緒に過ごそうとしたり、丁寧な対応をしてしまうことがあると言います。

 

私はこれにとても当てはまると思います。

だからすごく傷ついたり本当に嫌な目に遭うまで付き合いをもち、我慢して我慢して、結果「大嫌い」レベルの人がたくさんになってしまいました。

 

「あんまり好きじゃないんだよな」「なんか嫌な態度とってくるんだよな」くらいのころから距離をとって関わらなければよかったのにと、今となっては思う相手がたくさんいます。

 

律儀に飲み会や食事をともにし、誕生日プレゼントやお土産なんかも渡していた自分が、馬鹿みたいで可哀そうです。そういう相手ほど気遣いを返してくれないので、自分でいろいろ親切にしておきながらさらにフラストレーションがたまる……。

 

ブログなどのインターネット上のコミュニケーションで言えば、ケンカ腰に食いついたり否定するようなことを強く言わなかったり、そういったマナーがありますよね。

それを守らなくてはと思うあまり、結局もやもやを抱えるということもあります。

 

この場合も、「物理的に離れる」という方法をとり、自分を守ってあげる必要がありますよね。

 

コミュニケーションの輪において、嫌だと思う人からははっきりと離れた方が、好きだと思える人がより集まってくれるようになると、本にも書いてありました。

 

いろいろと学んだこと、思い出したり実践したりしていきたいです。

興味のある方は、『「繊細さん」の本』読んでみてください。

 

参考:『「繊細さん」の本』 武田友紀(飛鳥新社

 

 

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