ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

ズルいよなぁと思ってしまう喫茶店

Sponsored Link

老舗の純喫茶

私の家の近くには、老舗の純喫茶があります。

私も数回入ったことがありますが、もう行きたいとは思わないです。

 

まず飲み物がお高いのです。美味しければ納得なのですが、このお店のドリンクは「ドリンクバー」です。

 

比喩ではありません。

ドリンクバーのクオリティと言う嫌味ではなく、ファミレスにある、あの何種類ものジュースが入っていて、水で薄められて出て来る機械で飲み物を淹れているのが見えてしまいました。それが1杯で500円とか600円とかするんです。

 

ケーキも食べたことがありますが、大学の学食で100円で食べていたようなケーキでした。食事メニューもありますが、レトルトや冷凍食品だなと分かるものが出てきました。

 

f:id:sentimentalover:20210223101318j:plain

 

ではなぜこのクオリティのお店が、老舗と言われるほどの長きにわたって存在できるのか。

 

雑誌に載っていました

とある雑誌にこのお店が載っていて、紹介されているのを見たことがあります。

茶店巡りをするのが好きな芸人さんの連載コーナーで、「美味しいコーヒーとケーキが食べられる」みたいな紹介をされていましたが、レトロなお店の雰囲気が通っぽいだけで、読んでみて、褒め言葉に「嘘ばっかり……」としらけてしまいました。

 

そして何より、撮影に使われているんです

このお店のレトロな雰囲気が良いのか、さまざまな映画やドラマの撮影で使用されているんです。しょっちゅう、撮影の車が止まっていて役者さんが演技をしているのを見かけます。

旅ロケなどで通りかかって、「ちょっと寄ってみようか」みたいな、偶然なのかヤラセなのか分からない使われ方もされています。

 

こういった撮影に協力するお店って、1度使われると「こういう感じが撮りたいならここがOKしてくれるよ」と言ったふうに、いろんなところから使ってもらえますよね。

 

ズルいよなぁと思ってしまいます。

 

なぜ私がこのお店が好きではないのか

なぜこんなふうに否定的にこのお店を見てしまうのかと言うと、利用して嫌な経験をしたからです。

 

店主が高齢の男性、店員さんはみんな高齢の女性なのですが、接客に難ありです。

 

頼んだ飲み物から”異物”が出てきたことがあり、「こんなものが入っていたんですけど、作り直してもらえますか?」といったことがありました。(おえっ;;)

それを見ても、「はぁ」と言って飲み物を引っ込め、新しいものを持ってきたと思ったら無言でトンっと置いていきました。

 

「失礼いたしました」とか「ご気分は大丈夫ですか」とか言った言葉もなく、店主に報告した様子もありませんでした。もちろん、料金も普通に請求されました。

 

他にも、食事が終わっても席で話していたら「追加のご注文いただけます?」と言われてしまったことがあります。満席でもないし、おそらく飲み物だけで私たちより長くいるお客さんもいたのに、食事もした私たちが嫌な客扱いされてしまいました。

追加注文はせず、「じゃあもう出ます」と言うと、返事はやはり「はぁ」でした。

 

今よりこのころの私は不安定だったこともありますが、この扱いがショックで、帰宅して悔しくて泣きました。

 

それでも、ドラマや映画を見たお客さんが訪れたり、昔からの常連さんらしき人たちで今も賑わっています。(常連さんに対しては、お店の人は多少愛想が良かった)。

 

チェーン店のカフェではなく、「こういう雰囲気のお店で過ごす」というのが魅力なんですかね。

正直、見た目だけで中身のないお店だと思っています。

 

お店の前を通るたび、「ここの飲み物はドリンクバーの機械で淹れてるんだよ」と、お客さんを眺めて思ってしまいます。

お店のガラス窓には、しょっちゅうドラマや映画のポスターが貼られています。

 

宝くじに当たってこのお店を買い取って、美味しい飲み物と食事を出す、感じの良い接客をするお店に私が作り変えたいですっ!

 

 

sentimentalover.hatenablog.com