ウォシュレット、微動だにせず
朝、おトイレに入って、さぁウォシュレットと思ったら動きませんでした。
ウンともスンとも言わず。無言。
我が家のウォシュレットの操作パネルは、便座の隣ではなく壁にかかっているタイプです。
電池が切れちゃったのかなと思い、壁から外そうとしたら、ザラザラっとしたものが手に触れました。
操作パネルを外し、裏返してみると、電池が入っている個所からその下部にかけて、岩塩のような白い結晶がこびりついていました。
まずい、また家電運のない我が家の家電さんがイカれてしまったのか!?
家電運のない我が家のお話↓↓
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電池の液漏れだね
主人に操作パネルを見せると、電池の液漏れだね、と。
触ってしまった私は、早く手を石鹸で洗いなと言われゴシゴシ。
ビニール袋とティッシュとドライバーを駆使して、電池を取り出した主人。
中から出てきた電池は、某家電量販店のプライベートブランドの使い捨て乾電池でした。
液が固まってできた結晶をきれいにし、乾電池を袋に詰める主人。
「えぇ、また壊れちゃったのかなぁ。俺のパソコンのマウスも電池の液漏れで壊れたばっかなのに。ウォシュレット高いじゃん。てか、ここの電池ホントにだめじゃん」
そこで、最近学んだ知識がビビっと湧き上がってきた私。
「待って、その電池、捨てちゃだめだよ!」
製造物責任法(PL法)ってあるでしょ
アロマ検定について勉強している中で、アロマに関する法律として「製造物責任法(PL法)」というものが出てきました。
具体的な例としては、精油のビンが欠損していたせいで精油が漏れ、服や家具などを汚してしまった際は、その精油(精油ビン)の製造元と販売元がその責任を負うというものです。
この例の場合の責任は、クリーニング代を出すなどといったことですね。
こういったトラブルの際に、消費者を保護するための法律が「製造物責任法(PL法)」です。
この法律の下で考えれば、電池の液漏れによって家電が壊れてしまったら、その販売元と製造元に弁償してもらえるのかも! と私は考えました。
この液漏れした電池は、家電量販店のプライベートブランド!
レシートなどはとっくに残っていませんが、製造元と販売元は明らかです。
またトラブルになるのかなぁと思うと嫌ですが、それでも数万円もするウォシュレットを弁償してくれるかもとなると話は別です。
「だからその電池、とりあえずとっといて!」
あっ、動いた
奇麗にした操作パネルに新しい電池をセットし、トイレへ。
ちょっと試してみるからと、主人を追い出す私。
便座にある程度の体重がかかっていないと、ウォシュレットは動きません。
下着を下ろして座り、「おしり」ボタンをプッシュ。
ウィーン、シュシュシュシュシュシュ♪
あっ、動いた。
壊れてなかったよ、良かったね。
熱弁した製造物責任法は何だったのかと思うほど、ウォシュレットは素直に動いてくれました。
面倒なことにならなくて、良かったね^^
でも思ったんですが、以前に電池の液漏れで壊れたというパソコンのマウス。
これは、普通に自費で新しいものに買い替えてしまったのですが、証拠の電池とマウスをもって行けば、弁償してもらえたのかも……。
このころはまだ、アロマ検定の勉強をしていなかったので、製造物責任法について詳しく知りませんでした。
電池の液漏れって、消費者の責任なのかな。
製造物責任法、適用されるのかな。
分かんないけど、もしかしてマウスのときは勿体ないことしたのかもと思ったハプニングでした。