ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

そのジョークは笑えない

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飼っている人には常識

テレビでいろいろな人の発言を見ていると、ペットを飼っている人には常識的なことでも、飼っていない人には浸透していないような知識がたくさんあるなと思います。

 

知らないのは仕方がないけれど、間違った知識や偏見をもった発言をしているのを見ると、なんだかなぁと思ってしまいます。

 

最近はテレビを見る頻度がめっきり減ったので、そういったこともあまりないのですが、テレビ依存症だったころはしょっちゅうでした。

服なんて着せない

とあるクイズ番組。

「今まで話してこなかったけれど、実は私こうなんです」と言うカミングアウトをいくつか、プラス嘘を1つ混ぜて、相手チームに何が嘘か見破られないように話をするという趣旨の番組でした。

 

オアシズの大久保さんが出題者のターンで、「犬(ダックスフンド)を飼っている」という話をしました。

 

この話題が実は嘘だったのですが(当時)、相手チームからの質問を受け、

「犬に服を着せる人とかいるけど、私はそんなことはしない!」と大久保さんは言いました。

 

それに対して、相手チームにいた坂上忍さんが、

「犬に服を着せるのは、よそに連れて行ったときに毛が抜けてしまわないようにと言うエチケットとか、犬種によっては寒がりだから服は必要。ファッションでやっているだけじゃない。ダックスフンドなら冬は着せないと可哀そうだから、絶対飼ってない。これが嘘!」と見抜きました。

 

犬を飼っていない人は、犬に服を着せる人に対して偏見を持っていたのだなと知りました。

 

現在は大久保さんは本当にワンコを飼っているみたいなので、いろんな知識を柔軟に受け入れて飼育してくれていたら良いなと思います。

 

日本で飼うな

また別の番組でも。

有吉さんとマツコさんの番組で、犬に服を着せる人のことをからかっていました。

 

有「だって寒いから…とか、じゃあ日本で飼うんじゃねーよ!って感じだよ」

マ「あははははー」

 

極論過ぎます。

 

放送内で、犬に服を着せることの意味が説明されることは無く、その意見が番組からの結論のように放送されて終わりでした。

このときはガッカリしました。

 

都会じゃカートで

笑点を見ていて。

 

どんなお題だったか忘れてしまったのですが、小遊三さんが、

「都会じゃ犬がカートに乗って散歩している」ということを言ってオチにしました。

 

会場からも笑い声が。

 

まだ若くて病気もないワンコをカートに乗せている人もいますが、中には高齢になって動けなかったり足に障害をおってしまったコを、カートに乗せておさんぽさせてあげている人もいます。

 

人間だって、自力で動くのが難しくなったって、外に出かけたりしたいですよね。

ワンコにとって、そういった楽しみはとっても大事なことです。

 

全てのコではないけれど、そういったワンコと飼い主さんも中にはいるのです。

 

小遊三さんも、このネタに笑った人たちも、ワンコの介護に関することを知らないのだなと思いました。

 

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知らないことがあるのは仕方のないことだけれど、それを不用意に笑いにして発信するのは危険なことだなと思います。

「こういう事情があるのに…」って、傷つく人もいるかもしれないので。

 

ワンコの知識を例にあげましたが、人間の悩みや病気や障害だって、同じことが起きていますよね。

 

故意に人を傷つけてやりたいという人もいますが、そうでない人の場合、言葉が刃物になってしまう根底には「無知」というのがある気がします。

私も気を付けないとと思います。