サックス吹き
私は昔、サックスを吹いていました。
高校生のときに吹奏楽部に入って始めて、大学1、2年のときはジャズ研に所属していました。
ただ、あんまり才能は無いんですよ。
サックスの才能というより、まず音楽の才能…。
楽譜読みが苦手なんです。
初見で読むと言うことが出来なくて、読めるとしたら学校の音楽の授業でリコーダーを吹いたりした、あのレベルの楽譜です。
だから、クラシックなんて全然吹けないんです。
病気になってから、地元の市の吹奏楽団に所属していた時期があるのですが、ついていけなくてとても辛かった。
病気の状態のせいで、さらに楽譜を理解できなくなっていたのもあると思います。
ファッション雑誌の読み方が分からなくなってしまっていたほどですから。
世間とのつながりを求めて無理やり通った吹奏楽団ですが、サックスを吹かなくてはということが、私の中で怖いものへと変わってしまいました。
追われる
「サックス=怖くて難しいもの」になってしまってから、サックスを吹かなくてはいけない、今からステージがある、という状況の夢をたまに見ます。
全く練習していないし、久しぶりだから息も続かない。
そんな状況で、今から本番とか言って焦りまくる夢です。
残念なことに、あんなに充実した部活生活の相棒だったサックスに、追われるようになってしまったんです。
リードの味
で、タイトルの話なんですけど。
今朝もこのサックスに追われる夢を見たんです。
そこで初めて、夢の中で味を感じたんです。
サックスやクラリネットなどの口元には、マウスピースにリードと言うものを付けて演奏します。
このリード、よく竹と勘違いされるんですが、ケーンという葦の一種だそうで。
これを唾液などの水分で湿らせてから使うんですが、新しくおろしたリードはとても乾燥しているしケーン独特の味がするので、水にしばらく浸してから使うんです。
が、夢の中で私、水道のない所で新品のリードをおろして使わなければいけなかったんです。
おそらく、持っているリードがどれも良い感じじゃなかったんです。
水が無いので自分の口で咥えたんですが、このときの味が夢の中で感じられたんです。
イメージとしては、割り箸しゃぶってる感じだと思ってください。
オエッて言いながら、必死にリードを使える状態にする夢でした。
夢の中で味覚って感じられるんですね。多分、人生で初めてじゃないかと。
どうせならもっと、美味しい味覚を感じたかったです。
こんなくだらないことが初夢じゃなくて良かった。
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今日の午後、やっとこさ「ペットオーナー検定」を受ける予定です。
オンライン受験です。
このあと、復習をしてのぞみます!