ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

危機的状況でこそ、ユーモアを

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まだ生きているよね?

時間術に関する本を読みました。

 

最近心理学とか啓発本とか言った実用書が多く、小説をあまり読めていません。

でもそんな気分の時期もありますよね。

 

今読んでいる本で印象的な内容があって、

 

パイロット訓練生は、危機的状況に陥ったら、常に「機体はまだ飛行しているか?」と自分に問いかけるように教えられる。

米国のアポロ12号は打ち上げ後に落雷に見舞われたが、宇宙飛行士のアラン・ビーンはこのやり方で対処法を考え、飛行を続けることができた。

 

もうダメだ、と思われるような状況に出会ったときも、同じように「まだ生きているよね?」と自問してみよう。

ユーモアと味わいのある言葉だ。

 

出典:『世界で一番シンプルな時間術』

    ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー

    マリオン・キュステンマッハー

 

どうですか?

 

これを読んで、私は映画『タイタニック』を思い出しました。

 

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これはクイーンエリザベス

 

混乱のなかで

タイタニック

おそらく聞いたことの無い人はいない、あの映画です。ディカプリオのやつ。

 

タイタニックが氷河に衝突してから沈んでしまうまでの、手に汗握る数々のシーン。

その中に、弦楽四重奏(たしか4人だったと思う)のシーンがあるんですけど、ピンとくる方いますか?

 

救命ボートに乗るために、いろんな身分の人々が船上を右往左往するカオスな中で、弦楽器を持った人々がセッションするシーンがあるんです。

 

船内でのパーティーのために乗船していたこの音楽家たちは、大混乱の中で音楽を演奏するんです。

 

そしていよいよヤバイとなって、「出逢えてよかった」「一緒に演奏できて良かった」と握手をし、互いが助かることを祈りあって別れます。

(うろ覚えなので、もしかしたら美化されているかも…悪しからず)。

 

このシーンをふと思い出したんですよね。

 

私だったら

周囲の出来事に対して、なんでも「自分だったら」と考えたり発言したりするのは、あまり良く無いことみたいな論を聞いたことがありますが。

やっぱり考えはしますよね。

 

船が沈んでいく、命が助かるか分からない状況で、私は音楽を演奏するなんてこと出来ないですね。

 

パニックになって泣き叫び、手を引いて助け出してくれる人が居なければお終いです。

もし助かっても、ずっとこの悲劇の記憶から逃れられず、フラッシュバックに苦しみそうです。

 

病気のこと含め、なんでこんな心に生まれ育ったかなぁとは思います。

悔やんでも、この心と生きていくしかできないんですけれど。

 

せめて、命の危険がない場面では、落ち着いて対処できる人間になりたいです。

人生の経験値が上がれば、落ち着いた振る舞いが出来るようになるのでしょうか。

 

うーん。

頓服薬が手放せない私には、未知の領域です。