そんなに言わないで
ここ数日、気分の波があります。
1日を通してダメなわけでは無いのですが、出かけた先でつらくなってしまうことが多かった気がします。
夜も気分が暗くなりがちです。
先日も、外でつらくなってしまったことがありました。
主人がベンチまで誘導してくれて休憩したのですが、そこで、「ほら、石触って、石!」と言われたのがすごく嫌だったんです。
ウォーリーストーン
上の写真は、先日のブログでも書きましたが、クリスマスプレゼントに主人に買ってもらった「ウォーリーストーン」です。
メキシコなどの海外で言い伝えがあるらしいお守りの石で、親指で撫でられるように片側がくぼんだ石です。
心配事があるときにくぼみを撫でると、心が落ち着くというお守りです。
最近はこれを持ち歩いて、不安な気持ちがよぎったら、これを撫でるようにしています。
でも先日、主人から「ほら、石触って、石!」のように言われたのが、すごく嫌な気分になってしまったんです。
なんて言うか、「痛いの痛いの、飛んでけ~」みたいな、子供だましのおまじないみたいで。
微妙な心
石を触ることで薬のような効果があるのではなく、あくまで気の持ちようなのはもちろん分かっています。
その点は、小さい子がやってもらう「痛いの痛いの、飛んでけ~」と一緒。
でもとてもつらい気分のときに、周囲から「ほら、石、石!」といわれて、「バカみたいに石、石、言わないでよ!」と悲しくなってしまったんです。
そんな簡単じゃないんだよ。
主人がくれたお守りのチカラはもちろん信じています。
でも、お守りに力を貸してもらって安心するためには、石を触ることでそういった精神状態にもっていくという集中力が必要なんです。
穏やかな、集中力。
「ほら、石、石!」と、アレを触ればOKなんでしょみたいに軽々しく急かされたことで、私の気持ちは穏やかさとは遠い所に行ってしまいました。
何かを信じて安心するって、もっと微妙で繊細なことなんです。
「おまじない、おまじない~」って、バカにされているみたいで悲しかった。
主人には、「石のチカラですべてが良くなるかのように促すのはやめて欲しい」とお願いしました。
主人は「そっか、そうなんだね」と、私の希望を受け入れてくれました。
主人が傍に居て、私の気持ちを聞き入れてくれることが1番のお薬です。