またもや主人の会社の方へ
先日、再び主人の会社のある街に行ってきました。
待ち合わせてランチを食べるために。
前回は食べたかったイタリアンのお店がお休みだったので、今度こそ!と願いながら行ってきました。
ネットの情報によると、現在シェフはキッチンとホールをひとりでやっているらしく、提供に時間がかかってしまうかも知れませんがご理解くださいとの文言が出ておりました。
凄く混んでいたらどうしようというよりも、お客さんが途切れたら早めに閉めてしまうようだったので、それが心配でした。
主人のお昼休憩は13:00~なのです。
早めに着いて様子を見る
早めに駅に着いた私。
グーグルマップと前回来た時の記憶を頼りに、お目当てのイタリアンの場所を探しました。
因みに、前回来たときにイタリアンに入れなくて代わりに行った和食のお店は、この日は水道管の具合が悪いのでランチは臨時休業でした。
もう1店舗気になっていた、盛りの良いちょっと雑な感じのイタリアンがあったのですが、ここもこの日は定休日になっていました。
主人が普段から利用しているお店はいくつかありますが、みんな不定休だったり、ネタが切れたからと早く閉めてしまうこともあるお店だったりで、行ったから入れるとは限らない…。
もし目当てのイタリアンに入れないと、他所にもあるようなチェーン店でのランチになってしまうかもと不安に。
チェーン店も普段は好きですが、電車賃を使って待ち合わせをしてのランチですから、やはりその街で主人が気に入っているところに入りたいですよね。
そして…。
お目当てのイタリアンにたどり着くと、札は「OPEN」!。
こじんまりしたお店で、店内には1組だけお客さんが見えました。
主人のお昼休みにはまだ早い…。
不吉な予感がした私は、お店のドアの前で待つことにしました(*'ω'*)
侍が登場
もう少しで13:00というところで、お店のドアが開くと侍が出てきました。
服装はシェフ、でも長髪を後ろでひとつ結びして、濃いめのイケメン。
40代後半くらいでしょうか。
店内にいた最後のお客さんをお見送りし、お店の札を「CLOSED」にしようと出てきた模様。
私を見て「ん?」と侍。
突然の侍の登場に、挙動不審になる私。
私「えっと、あの、もう閉めちゃいますか?」
侍「おひとり?」
私「えっと、待ち合わせてて、もう5分くらいで来るんですけど…」
侍「入って待ってたら良いじゃない!(笑顔)」
主人に「急いできて!」とラインして、無事にお目当てのイタリアンを食べることが出来ました^^
私はアスパラとホタルイカのペペロンチーノ、主人は茄子とモッツァレラチーズのトマトソース。
サラダとアフタードリンクの着いたランチセットです。
侍の前では無粋なのではないかという遠慮で、お料理の写真は撮りませんでした^^;
とっても美味しかったです!!
ちょっとお高かったので毎回は行けないですが、素敵なお店でした。
周りを気にせずおしゃべりできるようになったら、そのときはディナーに行けたら良いなと思いました。
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余談。
最近、近藤史恵さんの「ビストロ・パ・マル」シリーズを読んでいて、そちらに出てくるのはフレンチのシェフなのですが、今回の侍シェフを見たとき、その小説のシェフが出てきたのかと思いました。
「パ・マル」シリーズ、シェフの名推理にほっこりして、おススメの本です。