ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

NO!と言わせない説得テクニック?

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ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

人間関係における心理学の本を読みました。

 

その中で「説得的コミュニケーション」について述べた章があり、説得には色々なテクニックがあるのですよ〜と書かれていました。

 

そのひとつが「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック(譲歩的要請法)」というもの。

 

断られることを見越して最初に大きな要請をしておき、相手が拒否したら、小さい要請をして譲歩したと見せかける方法。

 

例としては、10万円するアクセサリーをおねだりし、難色を示されたら「じゃあこっちは?」と3万円のアクセサリーを買うことを承諾させる…とか。

 

反対に、「フット・イン・ザ・ドア・テクニック(段階的要請法)」というものもあり、これは最初に相手が受け入れやすい簡単な要請をして、それに応えてくれたら、次に難しい要請をしてそれも受け入れてもらうという方法。

 

例えば、1万円貸して欲しいというお願いに応えてもらい、次の機会に、10万円どうしても必要で!と頼む。

いきなり10万円を借りるよりも、先にスモールステップを踏んでそれに応えてもらっておくと、成功率が高いらしいです。

 

金銭的なことだけでなく、お仕事を頼むときなんかにも使える方法ですね。

 

先に述べた「ドア・イン・ザ・フェイス〜」。

意識していないと思われますが、我が家にこの使い手がおりまして。

 

 

豪華旅行のプレゼン

主人がこの前、小笠原クルーズのツアー旅行というのを見つけてきたんです。

 

なんでも、そこそこ良い客船に乗って小笠原まで行き、現地のホテルやアクティビティ(1日の人数が限定された無人島に上陸できる権利とか)混みのツアー旅行で、ひとり40万近い!

 

「この3年近く旅行もしてないしさ!」と言われましたが、3年間の旅行代金を全て合わせたとしても80万になんてなりませんよ我が家は。

もともと、派手な旅行を定期的に楽しむような私たちではありません。

 

楽しそうだけど、高すぎぃと却下しました。

 

すると先日、主人がめげずに別の旅行をプレゼンして来ました。

どうせまたお高いんでしょと思って聞くと、列車と船で行くナンタラカンタラがひとり20数万とか言っていました。2人で50万!

 

たしかに、3年間旅行はしていないけれども!

パソコン2台とも買い替えたり、家電もいろいろ買い足したり、ベッドやマットレスも買い足してかなりの額がこの2年くらいで飛んでいっています。

 

お金使いたい病の主人と、パーっとお金を使うのが苦手な私。

 

「この間のより安いじゃない!」と言う主人。

 

主人の持ってくるプランは、1日あたりの単価が高いんですよ。

普段の旅行でこれまで1泊いくらの宿に泊まって来たか、ちょっと思い返してみて欲しいです。

 

ここに来てのドア・イン・ザ・フェイス

却下されてばかりだった主人のプレゼンですが、先日ついに「これどう?ひとり4万だよ」と言うプランを持って来ました。

 

ん?現実的な額じゃないのと思って話を聞くと…

 

「お部屋から某日本三大花火が観られる旅館、1泊4万円!」って。

 

1泊で4万円…。

 

金額だけ聞いて、良いかなと思いかけちゃったじゃないの。

お部屋から花火が観られるからって、付加価値にお金取り過ぎでしょ。普段はそんなお値段しない宿でしょ。

 

主人の作戦は失敗に終わりました。

 

でも主人はいつも失敗しているわけではなく、この手法に乗せられて、これまで豪華な外食とかをして来た覚えがあります。

 

もちろん美味しかったり楽しかったり、良い思い出にはなっていますよ。

 

1泊ひとり4万円は高い…。

けど、旅行はしたいよね(>_<)

 

堅実なプランを立てたいと思います。