世界三大珍獣
ズーラシア記の第4弾、最終回であります。
どこの動物園にも、「ウチには珍しいこの動物が居るよ!」「ウチの○○の展示方法はユニークで必見だよ!」みたいな動物さんが居ると思います。
世界三大珍獣のひとつであり、日本で見ることが出来るのはズーラシアと、上野動物園、横浜市立金沢動物園の3園です。
ちなみに、世界三大珍獣とは、オカピの他にはジャイアントパンダとコビトカバです。
スター登場
前置きが長くなりました。
オカピの登場です。
ズーラシアには何度も訪れていますが、ここまで良いアングルで写真を撮らせてくれたのは初めて!
長い舌をべろーんと伸ばして、お食事中でした。(舌だけに、べろーん…)。
脚だけシマウマのお友だちみたいな模様していますが、キリンの仲間だそうです。
確かに、お顔はキリンさんに似ていますね。
このコ以外にも数頭いるようですが、この日に見られたのは2頭。
繁殖のためにペアリングを試みており、そのコたちはバックヤードに居るということでした。
ちびオカピちゃんが誕生したら、お客さん殺到するでしょうね^^
なかなか難しいみたいですが、絶滅危惧種なので、上手く行くと良いですね!
アフリカの熱帯雨林
オカピを始め、今日紹介するのは「アフリカの熱帯雨林」ゾーンです。
お次に登場してくれたのは、アカカワイノシシ。
イノシシと言うと私の地元にも出現して、苦労して植えたサツマイモを根こそぎかっさらっていくフトドキ者なのですが、このコは意外と可愛らしさを感じました。
まだ成体でないのか、もともとこういったサイズ感の種類なのか。
実家付近で夜にイノシシに遭遇したときは、もっとギョッとする、もののけ姫に出てきそうなヤツだったのですが。
このコは「眠いぞ~」って感じでした。
野生と飼われているコの違いなのかな…。
脚でガラスを蹴って、めっちゃ吠えているコが1匹。
最初は「迫力!」と思いましたが、途中からはとてもストレスを抱えているように感じられて、可哀そうになりました。
威嚇が半端ない。
写真の右下に映っているのは、別のお客さん(小学生の女の子)の手です。
チンパンジーの脚の辺りに手を置いてガラスをたたき、「吠えるなー!吠えるなー!」と…。
他にも3人くらいの子どもたちが、チンパンジーが移動するたびに走って追いかけて、興奮させてしまっていました。
親はどこにいるのか分からず。何やってるんだよ…。
「ダメだよ」と注意する度胸のない自分に自己嫌悪しながら、そっと離れました。
チンパンジーが、癇癪を起こしてパニックになっている自分と重なって、少しつらくなってしまいました。
注意できなかったこと、思い出されてちょっと悔やまれます。
お詫び
なんともシュンとしたエンディングになってしまいましたが、ここでお詫びがあります。
ズーラシアにはまだ、「アフリカのサバンナ」というゾーンがあります。
クロサイ、チーター、ミーアキャット、ライオン、キリン、シマウマ…。
野生動物の宝庫であるアフリカサバンナのゾーン!
体力の限界を感じ、サバンナを諦めて引き返しました。(えー!)
ズーラシア、正門から入るとこの「アフリカのサバンナ」ゾーンは、1番奥にあるんですよ。
円のように丸くめぐって正門に戻って来られるような順路ではなく、正門から1番離れた場所なんです。
だからサバンナまで見に行ったら、何も動物さんの居ないルートをひたすら正門に向かって戻って行くか、これまで通ってきた動物さんの居る長いルートを逆戻りする必要があります。
帰路の体力を考えると、ここでフェイドアウトして近道から戻ることにしました。
このサバンナの奥には北門があり、そこから退園することも出来るのですが、北門から正門に戻るシャトルバス(有料か無料かも分からず)は運休のようでした。
正門にも北門にも市バス(有料)が停まりますが、北門は降車のみらしく、こちらも使えない。
この辺りの反省を踏まえて、ズーラシアの情報と、上手く回るための工夫案を「番外編」として近いうちに書こうかなと思います。書かないかも知れません。
ということで、「ズーラシアに行ったよ」本編は、今回で最終回です。
可愛い&カッコいい動物さんたちの姿、少しでも楽しんでいただけたらと思って書きました。
紹介できていない動物さんもたくさんいるので、お近くの方、横浜に観光の予定がある方はぜひ訪れて見てください!
お付き合いいただき、ありがとうございました!!