まるで台風
熱海日記、後編です。
前編まだの方は、こちらから読んでいただけると嬉しいです↓↓
sentimentalover.hatenablog.com
さあ、前回不穏な感じで終わった前半ですが、理由は海風です。
日中から少し強かった風ですが、夜遅くになると窓を閉めていてもビュービューとまるで台風のような強風に。
お天気アプリで風の強さを確認しましたが、熱海地区としては5メートルとか、そんなに強い状況ではないとの表示。
ですが実際にはもう嵐です。
ホテルの位置なのか、部屋の向きなども関係したのかは分かりませんが、とても眠れるような状況ではありませんでした。
イレギュラーなことがあると眠れなくなってしまう私だけではなく、のび太くん並みにぐうぐう寝る主人も寝付けず、気がつけば1時半…。
「これは…眠れないね」と話し、その後しばらくして主人は眠れたらしいのですが、私はついに一睡もできませんでした(涙)。
薬の飲み忘れなども無いか確認しましたが、ちゃんと飲んでいました。
体は疲れていたのですが頭が冴えてしまって、長い夜でした。
諦めて朝風呂
眠るのは諦めて、朝風呂をすることにしました。
お部屋の露天風呂に熱めお湯を溜めて、溜まるまでの間ベランダから景色を撮影することに。
ちょうど明るくなってきた時間でした。
日の出、日の入りの前後は空の色がグラデーションになり、とても綺麗な時間帯だと本にも書いてありました。
それを思い出し、さすがに日の出の時刻には起きられないだろうと思っていたのですが、眠れないなら撮ってやろうとカメラを持ってベランダへ。
同じ時間に撮った同じ景色ですが、ここまで操作ひとつで変わるんですね。
ふむ。
確かに美しい。
海からの日の出
綺麗なグラデーションが撮れたので満足し、さぁお湯も溜まったのでと作務衣を脱いでシャワーを浴びていたところ、太陽が登りました。
え? 今? と焦る私。
さっきからだいぶ明るかったので、部屋からは見えない向きにすでに太陽が登っているのだと勘違いしていました。
急いで体をバスタオルにくるみ、再び撮影。
まさか私が、日の出を一眼でおさめる日が来るとは…。
朝日を浴びて、熱海の街もキラキラしていました。
満ちた気持ちで、やっと温泉に入りました。
そして旅が終わる
朝食はバイキング。
夕食より品数が少なかったですが、朝だけのメニューもあり、美味しかったです。
入浴から朝食までの時間、そして朝食からチェックアウトまでの時間がたっぷりあったので、前夜にやりきれなかった遊びを堪能しました。
ゲームして、雑誌読んで。
ちょっとクラクラでしたが、かと言って眠れる感じもしなかったので…。
風はいつのまにか強風ではなくなっていました。
熱海から関東地方への帰り道は国道135号線と言うところを通ることになり、ここがめちゃめちゃ混みます。
ただ事前にリサーチしていたので、途中まで迂回路を利用して大きな渋滞には巻き込まれずに済みました。
普通にナビ通りに行くと2時間くらいかかったみたいですが、30分ほどで抜けることが出来ました。
では最後に、帰りの車から撮った1枚を。
まるでこちらに迫ってくるような空だったので、ついカシャリ。
こんな感じの眠れない旅だったので、翌日はほとんど動けませんでした。
でもこりずに、また旅行に行きたいです。
それまでに、写真をもっと練習しておきたいです。
お付き合いいただき、ありがとうございました!