別に親友じゃないんだし
ちょっと前にラジオで、「異性の友だちってアリ?」というテーマでリスナーさんたちがメールでいろいろ言っている番組を聞きました。
その時のゲストが中尾ミエさんで、「私は異性の友だちしかいないくらいよ」なんて言っていたんですが、私が今日書きたいのは異性うんぬんではなくて。
友だちって、どのくらいのもん? というお話。
話の中で中尾ミエさんが言っていたんです。
「別に親友になる必要なんかないんだから、友だちなんて簡単に考えれば良いのよ」と。
一緒に何か楽しめれば友だち
中尾ミエさんはいろんな活動を精力的にされているらしく、そのグループグループで仲良くなって一緒に何か楽しむようになれば「友だち」なのだそう。
時が経ってそのグループから離れ、会わなくなることもある。途中で何となく疎遠になることもある。
それならそれで良いのだと。
もし離れてしまっても、友だちとして仲良く過ごしていた時間があった人、となるだけであって、そのころにはまた別の友だちがいる。
一度友だちになったからと言って、ずっと仲良く居続けなければいけないというルールもないのだし。
そう言った趣旨の考えを話されていました。
私にも友だち、いるんじゃん
病気になってからずっと、友だちなんてひとりもいないと思っていました。
何となく復活した縁があったり、何となく切れてはいない縁があったり。
そんな相手と細々と年賀状のやりとりくらいはしていました。
でもそんな相手にもモヤモヤはあり、ニッコリ笑って「あの子は私の友だち!」とは言えないシコリのようなものがありました。
やはり、つらい時期に手を差し伸べてくれた人は、それまで大切な友人だと信じていた人の中にはいなかったから。
何より、相手にとって私は特別大切な相手じゃないんですよね。
私が相手を「親友」なんだと信じようとしたところで、相手にとっては私は、決して親友ではないことが分かっている。
かつては、親友だと胸を張って言える時期があったのだけれど、今は確実にそれは過去のこと。
そんな数人の子たちに対して、「友だち」って言いたくないという意地のようなものがありました。
ただの知り合いだよ〜っと。
でも別に、その程度の付き合いでも、モヤモヤがあっても、年賀状のやりとりしてるなら「友だち」で良いじゃんってことです。
「親友」は居ないけれどね。
悲しいけれど、信じて尽くして、こちらが困ったら手のひら返されるみたいな思いはもうしたくない。
あなたは特別に信頼する相手。
そうお互いに思えるのは、パートナーがひとり居れば十分だと思いました。
あの子も、あの子も。
モヤモヤはあるし親友とかじゃないけど、まあ友だちだよ!
その程度で良いのだと思いました。
それと、気が付きました。
ブロ友さんたちだって、友だちなんだと。
お互いの日記を読んで、コメントしたりしてもらったり。心配してださったりアドバイスくださったり。こちらも何かを伝えたり。
これってけっこうしっかりした、心のやりとりしてますよね。
年賀状でいつのまにか子どもが産まれていたことを知らされる関係より、繋がってる!
私と好意的に関わってくれてる人、みんな友だちで良いんだ〜^_^
と、思った今日このごろです。
でもいつかまた、親友と思える人が出来たらいいな……、と言う希望は捨てていないです。