ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

何でもないと思っていたことの意味

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とろみの目的

先日、ラジオで「水分にとろみをつけられる商品」について特集していました。

 

もともとは嚥下障害などのお年寄りを対象とした商品で、食べやすいように汁物をトロッとさせることが出来るという商品。

 

ラジオではそれを使って、いろんな水分にとろみをつけて、何が美味しいか調べてみようという企画をやっていました。

 

コンソメスープがすごく美味しいとか、とろみのあるお味噌汁はまるでなめこ汁だとか、ジュースはスイーツになるだとか言って盛り上がっていました。

 

 

とろみのある炭酸

いろんなとろみをつける商品が出てくる中で、炭酸飲料にとろみをつけられるというものが紹介されました。

 

「とろみがつくのにちゃんと炭酸が残っている」と良い評価だったのですが、聞いていた私、そしてたぶん出演者の人たちも、美味しいスイーツが作れるね的な気持ちでいたと思います。

 

でもそこに、医療的ケアが必要な子どもたちのお世話をしている人からメールが届きました。

 

「炭酸にとろみがつけられる商品があるなんて、素敵なものを紹介してくださってありがとうございます。こんな商品があれば、炭酸飲料を飲んだことのない子どもたちに、炭酸ジュースを飲ませてあげることが出来ます」

と、言ったものでした。

 

小さな夢を叶える

障がいや健康上の問題で、炭酸を飲んだことがない子どもたちが居ると言うこと。

そして子どもにとって、初めて炭酸飲料を味わって、シュワシュワとした刺激に驚くというのが、成長の中で意味のある経験なのだなと気づかされました。

 

やったことのない遊び、難しいと思っていた経験が、工夫によって叶えることが出来るんですね。

 

炭酸を飲むという、ほとんどの大人にとってはなんでもない経験。

でも子どもにとって、特に医療的ケアを必要とする子どもにとっては、全く価値の違う経験なんだと知り、視野が狭かったなぁと思いました。