今週のお題「おとなになったら」
お題で書いてみたいと思います。
私の今の暮らしは、子どものころ思い描いたものとは180度違いますね。
「将来こんなふうになるよ」と、かつての私に教えてしまったら、勉強とか部活とか何も頑張らなくなるかもしれないので、知らずに生活していて良かったのではということを思ったり。
いや。
知らせてあげることが出来れば、付き合う人たちを変えたり、進路を変えたりと、病気にならない人生になることが出来たのかも知れない。
キリがないですねぇ、こんな考えは。
13年か
病気になったのが22歳の春だったので、(それよりずっと前から精神的にはとても不安定ではあったけれど)、13年以上が経ちました。
大学をなんとか卒業して、職歴ナシも13年。
今は主婦ではあるけれど、専業主婦。
悲しい現実ではあるけれど、無職でも生かしてくれる環境があるというのは、幸せなことなのでしょうね。
両親も主人(当時は彼)も、デイケアだとか職業訓練だとか障害年金だとか、そういったことを何も調べてくれなくて、ただただ何もせず家にいるという生活だったから仕事をするに至らなかったのですが。
障害年金も、時効で5年分くらい放棄することになりました。
本当にもったいない。
恨んでも仕方ないと思いますが、当時の自分がそういったことを調べて行動するのは不可能でした。
大混乱だったと思います。
もうちょっと、家族には当事者として動いて欲しかった。
主人は今はとても協力的ですが、母は「難しいことは自分たちでやってー」と福祉サービスのようなことはノータッチで知識もありません。
父に至っては、たぶん何もかも分かっていません。
13年前だとちょっと精神的にキツすぎると思うので、じゃあ10年前。
10年前の自分に何か教えられるとすれば、障害年金のことと、職業訓練的なものから始めて仕事に慣れるようにするという道があることを教えてあげたいです。
あと、今は主人と結婚して、守られながら暮らしているよと言うことも。
新卒での就職、教師の夢、友人と思っていた人たちを失っても、なんだかんだ生きていけるよ。
つらいこといっぱいあるけど、楽しいこともあるんだよ、と。
これからも大人
今はもう35歳で大人ですが、まだまだこれからも大人なわけです。
私はまだ何者にもなっていないから、自分の選択で5年後、10年後、20年後と、別の何者かになっていけると思っています。
たとえば10年後の自分。
今の自分に対して「私、あの後頑張ったから、今はこんな生活だよ~って教えてあげたいよ」と思えたら、良いなと思います。
さて、何を頑張るかが問題ですね。
ひとまず、日本語検定を一段落とさせたいです。