統合失調症の私のきもち。

統合失調症の私が感じている病気のこと、病気のまわりにくっついているいろんな悩み、そして日々の生活などを書いていきたいと思います。

家族の支え 知識も愛情も両方大切

両親との関係

私の両親は、はっきり言って私の病気のことをちゃんと理解していません。普通、娘が病気になったら調べたり本を読んだりして、その病気のこと知ろうとしますよね……。

 

そういうこと、何もしないんです。

 

私の方も、病気になった初めのころは母の前でよく泣きましたが、ここ何年も、調子が悪くなっても逐一伝えていません。

 

父と病気のことについて話したことは、一度もありません。

 

父親

父は私が病気になったとき海外に単身赴任中で、一年後に帰ってきました。会社の業績が悪くなったため、帰国後リストラに遭い、失業手当をあてにしながらのんびり再就職先を探していました。

 

主にハローワークのお世話になっていたのですが、興味があるのか、飲食店のレジ横などにあるお仕事紹介系のフリーペーパーをよく持って帰ってきては読んでいました。

そんなある時です。フリーペーパーを見終わった父が、テーブルの正面に座っていた私のところまで、そのフリーペーパーを投げてスライドさせて寄越したのです。

「ほれっ」と言って。

 

父のことは、実家の階段の柱が分かりやすく教えてくれます。その柱には、私や姉が子どものころに貼ったシールを父が剥がした跡が汚く残っています。

 

父はホームセンターや100均をうろつくのが大好きで、そこでシール剥がしという商品を見つけ、使ってみたくなったのでしょう。しかしその商品は、おそらくガラスやプラスチック向けのもので、木材には使えなかったのだと思います。しかし父はそんなことも確かめず、柱に使い、シールは中途半端に剝がされて白い液の後が残りました。

 

実家はド田舎の一軒家で、売って別の人が暮らすなどどいう可能性は1%もありません。売却する可能性がある分譲マンションなどではないのだから、子どもの貼ったシールを無理やり剥がさなくてもいいのにと私は思います。柱の傷は~おととしの~♪ なんて歌がありますが、嬉々として作業する父を寂しい気持ちで見ていたことを覚えています。

 

面白そうなものを見るとなんでもかんでも使ってみたくなる。

使い方や注意点を確認せずにテキトーなことをする。

思い出とか記念とか、そういう人の気持ちが分からない。

 

父の日にプレゼントしたものを失くされたことを怒ると、「お父さんがもらったものなんだから、そのあと失くしたって、お父さんのものなんだから勝手でしょ?」と不思議そうに言われたこともあります。不思議そうに、です。

 

アウトですよね。残念ながらこれが私の父です。

 

母親

母は父とは違って、私の代わりに病院に行ったり薬をもらいに行ってくれたりと、病気に対して協力的です。しかし、病気の専門知識を得ようとせず、思いがあればなんとかなっていくと思っているフシがあります。

 

数年前に、統合失調症のことが分かりやすく漫画で書かれている本を渡して、貸してあげるから読んでと言いましたが、未だに返却されません。もちろん感想や、「あぁいうことは言ったらいけなかったんだね、ごめんね」のような言葉もありません。父にも読ませてと言いましたが、父の手には渡っていないでしょうね。

自発的にどころか、貸しても病気についての本を読んでくれないのです。漫画でも。

 

父が私にフリーペーパーを投げて寄越したとき、私は発狂して自室にこもり、布団にくるまりながら泣きました。その時母も、居間で一緒にテレビを見ていました。1時間近くしてから母は愛犬を抱いて私の部屋にやってきて、言いました。

 

「お父さんは悪かったけど、お父さんのきもちも分かるよ。親は心配なんだよ」

 

父を庇うようななだめ方をしたのです。

ちなみに1時間近く部屋に来なかったのは、やっていたテレビドラマが終わるまで見ていたからだと思います。相棒、見てたんです。

 

私が母と話をしているときに、「友だち」という言葉を口にして、自ら落ち込んで黙ってしまったことがあります。その時母は、「今自分で友だちって言って落ち込んでるんでしょ~」とド直球の指摘をし、フォローはありませんでした。

 

最近まで、帰省した際には母に病院に連れて行ってもらい、今も私の代わりに病院に行って薬をもらって送ってきてくれる母には感謝しています。

発症したばかりの大学生のときにも、長いこと一人暮らしの部屋に泊まり込んでもらい世話をしてもらいました。

何より、産んでもらったことに感謝しています。

 

けれど、どうしてあんなこと言われなきゃならなかったの、もっとああしてくれたらよかったのに。そういうきもちも共存しています。

結婚してからは、こどもをまだ考えていないという私に「どぉしてぇ~」と。

それが私を追い込んで苦しめていることに、気づいてほしいです。

 

家族の理解

結婚してからの私の1番の家族は、主人です。

主人はたくさん私の話を聞いてくれて、なんでも話せる相手です。こうして欲しいという要求も聞き入れてくれるし、不安な時やパニックを起こしているときも支えてくれます。小さな不満はいろいろありますが、それを吹き飛ばすような大きな感謝のきもちがあります。

主人はネットでの検索や書籍を読んだりと、思いだけでなく知識をもって私に接してくれます。

 

 

なんだかグチばかりの記事になってしまいました。

ごめんなさい。

 

 

このブログを目にしてくださった方に、家族が精神疾患だという方がいたら。

知識を得て活かすことも、愛情をもって接することも、両方大切にして看病してさしあげてください。

 

それが、回復につながります、きっと。

 

 

 

球体の蛇 道尾秀介

溢れてやまない道尾愛

私は本を読むことが大好きなのですが、中でも道尾秀介作品を敬愛しています。

まずは第一弾として、私が初めて出会った道尾作品『球体の蛇』について語らせていただきます。

 

球体の蛇(結末に言及していない軽度なネタバレあり)

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あらすじ

16年前、高校生だった主人公は、家庭の事情により乙太郎さんの家で世話になり、乙太郎さんの娘のナオと3人で暮らしていた。

ナオには幼くしてこの世を去ったサヨという姉がおり、主人公はサヨの死に関して秘密を抱えていた。そしてある時、サヨに似た女性を見かけ、惹かれ、彼女の過ごす家の床下に夜な夜な潜り込むという悪癖を繰り返すようになる。しかしある夜、運命を変える事件が起こり……。

主人公の誤解。ナオの誤解。サヨに似たあの人の誤解。幼いウソと過ちの連鎖が悲劇を生み、それぞれの心を追い込んでいく――。

 

印象的な描写

寒さが体の芯へと染み込んでいくごとに、風が刃物のように肌を責めるごとに、私は残酷な喜びのようなものを感じていた。こうして私を待たせている智子の罪が、もっと重くなって欲しいと思った。

引用元:『球体の蛇』道尾秀介(角川文庫)

想いを募らせている相手に、寒い中待たされる。自分は辛い思いをしながら待っている。あの人のせいで辛い思いをさせられている。私に辛い思いをさせるあの人……。

一種の加害者と被害者という関係性によって、自分たちがつながっているのだという感覚。こういった思いが間違った方向へ行き過ぎてしまうと、あてつけとしての自傷行為などに発展するのでしょうか。この危うい感性が、読んでいてゾクッときました。

 

まとめ

コミカルな導入から、目をそらさせない強い展開。最初から最後まで惹き込まれ、抜け出せなくなって、溺れるような気持ちで読みました。この悲しい登場人物たちが、どうか救われる結末であってと願いながら頁を捲りました。

こんな話が書ける人がいるのだと、久しぶりに打ちのめされた作品でした。

 

この一冊で、この人が書いた本、全部読もうと思いました。

 

重厚感のある作品を読みたい方におすすめです!

 

 

 

読書を楽しめるという幸せ

本が好き

私は子どものころから本を読むことが好きです。

学校の図書室や市の図書館で、常に何かしらの本を借りて読んでいました。気に入った本は自分の本棚に収めておきたくなる性格で、借りて読み終わった本をわざわざ買うということもありました。

漫画も小説も好きで、大学生のころからは借りずに買って読むことが増えました。

コレクション気質があるのか、自分が気に入ったものたちで本棚が埋まっていくのも、自分の読書歴を表しているようで嬉しかったです。

 

病気になり何も読めなくなる

読書好きの私でしたが、統合失調症を発症して、本が全く読めなくなってしまいました。

まずは、読みたい気持ちになりませんでした。頭が混乱して、物語や情報を受け付けられる状態ではなくなってしまいました。

少し症状が落ち着き、本を手に取るようになりましたが、文字を眺めているだけで中身が入ってきませんでした。

小説だけでなく、一番衝撃的だったのは雑誌を読んだ時です。犬を飼い始めたので、某犬雑誌の購読を申し込んで毎月楽しみにしていたのですが、記事がレイアウトされて文字があっちこっちに書いてある雑誌は、何から読めばいいのか全く分かりませんでした。気分転換に買ってみたファッション誌も同じでした。

 

徐々に読むことを楽しめるように

病気が改善していく中で、少しずつ小説や雑誌に書いてあることが理解できるようになり、気づいたら以前のように読むことを楽しめるようになっていました。

何かきっかけなどがあったわけではなく、ただただ療養によるお薬と時間が、読むことの楽しさを再び与えてくれたのだと思います。

言い方を変えれば、小説や雑誌を読めるくらいに、私は回復してきたということでしょう。体調のバロメーターのひとつですね。

 

本から感じたことを共有したい

周りに本好きの人がいないので、読書で得た溢れるような感情を溢れさせることができず、悶々としてきました。

難しい考えにはまだまだ頭がついていかないところもありますが、私が思ったことを誰かに知ってもらったり、誰かほかの人の感想を読ませていただいたり、そんなことができたら楽しいだろうなと思います。

インプットされたものはアウトプットしていきたい派なので、ちょこちょこ本の感想文というか、読書のススメ的なものもアップしていきたいなと思って、新たなカテゴリーを作りました。

 

良かったら今後の記事も読んでください^^

 

アリスちゃんとの出会い

犬を飼いたい

大学四年生の冬、病気になり、私は弱っていました。

努力して採用された仕事も人間関係も失い、孤独でどん底でした。

 

ひとり暮らしをしていたアパートに、田舎から出てきて母が看病してくれていましたが、私は絶望感におそわれ泣きわめくか、意識が朦朧とするかのどちらかでした。そんなとき、たまたまテレビで動物番組を放送していました。

子どものころはどんなに頼んでもペットはダメだと言っていたのに、犬が飼いたいと呟くと、ここじゃ飼えないから、うちに帰らなきゃと母は言いました。

なんとか卒論を提出し、逃げるように実家へ帰りました。

 

出会い

保護犬やブリーダーなど、ペットとの出会いにはいろんな方法があると思いますが、療養中の私にはそれだけのことを調べる気力がありませんでした。

通っている病院の近くに子犬販売と書かれたトリミングサロンがあり、母と寄ってみることにしました。

そのショップは4店舗くらい市内で経営されており、たくさんのコたちを生体展示するのではなく、写真などが載ったカタログを見て、会ってみたいコを指定すると後日ご対面できるというシステムでした。

後日会ったそのコは、抱っこするなり手をぺろぺろしてきて、私はこのコにするぅ^^と決めました。

そして、小さなミニチュアダックスが家族に加わりました。

名前は好きなディズニーアニメから、アリスと付けました。

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出会った頃のアリスちゃん

アリスちゃんと出会ってからの生活

 少しずつですが、色も香りも失っていたような私の世界は、アリスちゃんが我が家にきて動き出した気がします。おやつを嗅ぎつけ駆け寄って来たり、おもちゃを投げれば追いかけたりと、彼女は愛嬌を振りまきます。茶色で華奢なからだを抱きあげると、ふわふわな毛が頬にくすぐったく、なんとも言えないきもちになりました。

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少し成長したアリスちゃん

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あられもない姿で寝るアリスちゃん(白目)


別々に暮らすようになったけど

病気になってから8年、私は結婚して別の県で暮らすようになりました。アリスちゃんは母に1番懐いていて、住むところが変わるのもストレスだろうと、実家にそのまま飼ってもらうことになりました。小さな友人はシニアと区分される年齢になっていました。

 

それからさらに2年以上がたった今。実家を出てから、私がアリスちゃんに会えるのは、地元の病院に通院するために帰省したときだけです。それでもたくさん一緒に居たくて、帰省した際は主人だけ先に帰り、私だけ1週間滞在させてもらい、アリスちゃんと過ごす時間を楽しんでいます。

 

今後も、世界一可愛いアリスちゃんの記事はアップしていきたいと思います。

コロナでなかなか帰省できていないので(お薬は母に病院に行ってもらい、送ってもらっています)、リアルタイムではない情報が多いかもしれませんが、アリスちゃんのキュートでファニーな姿をぼんぼん載せていきたいと思います。

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母に無理やり「バイバイ」をやらされるアリスちゃん


 

良かったら見に来てください^^

 

 

今日はそういう一日

昨日の夜、少し調子が悪くなりました

敬老の日が近いので、私と主人の祖父母のところに贈り物をするため、昨日の夜2人でパソコンをカタカタしていました。これにしよっかといったところまでは決まったのですが、急に体がどっと疲れを感じてしまい、主人に後を任せてソファに横になりました。

しかし、きもちはどんどん不安になり、悲しくなってしまいました。

 

カーペットに横になったら楽になるかも!→ダメ、違う。

トイレに行ってみよう!→ダメ、違う。

アロマの匂いを嗅いだら気分が変わるかも→ダメ、違う。

思考はぐるぐる混乱し、悲しくなって「んーんー」と唸りながらベッドへ。主人が追いかけてきてくれましたが、後のことはよく覚えていません。

 

今朝起きたら、治っていました。

 

特に苦しくなる情報に触れた訳でもなく、これといったストレスも感じていなかったと思うのですが……。

良く分からないです。

 

 

今日はそういう一日

「今日はそういう一日。って思うことにしてるよ」

これはかつての友人が、落ち込んでいた私に教えてくれた言葉です。

嫌なことがあったり失敗したら、自分は「今日はそういう一日」って思うようにしているのだと、彼女は教えてくれました。

 

いろいろあって、今はもうご縁のない相手ですが、この言葉は今でも心に残っています。失敗した日、ダメダメだった日、私はこの言葉を思い出すようにしています。彼女にされたことでどうしても許せないことがあり、連絡をとらなくなってしまったことは残念です。

 

今日はそういう一日。

今日はそういう一日。

 

生きていれば、毎日ハッピーとはいかないこともあります。

統合失調症とともに生きていれば、なおさらです。つらい気持ちに飲み込まれてしまうことも多々あります。

 

それでも、そんな一日のことも認めてあげらるよう、私は心で唱えます。

 

今日はそういう一日。

今日はそういう一日。

 

そんな一日を認めることで、そんな日々を生きている自分のことも、認めてあげられると思っています。

眠れないことに落ち込まないで

私もなかなか寝付けませんでした

統合失調症などの精神疾患がある人の中には、上手に睡眠をコントロールできていない人も多いのではないでしょうか。

私も以前はまったく寝付けず、昼間は寝てばかりでした。しかし今ではだいぶ改善しました。これまでの経緯と私の考えをお話しできたらと思います。

 

統合失調症を発症する前から、私には睡眠障害の傾向がありました。それが、病気になってより悪化してしまいました。睡眠障害にも、なかなか寝付けない入眠障害や、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒など、いろいろ種類があります。

私の場合は、入眠障害が顕著でした。夜中になっても全く眠くならず、朝方まで寝付けませんでした。そのためお昼まで起きられず、起きてからも横になってうとうとしていました。こういった状態は、病気になってから6年くらい続いていました。

 

午前中に起きるために始めたこと

そんなころ、一緒に住んでいた恋人(今の主人です)に、アンケートをやってみるのはどう?と提案されました。これは睡眠のためではなく、私が自分の稼ぎがないことに落ち込んでいたので、アンケートならストレスなくお小遣い稼ぎができるのではという提案でした。
アンケートというのはネット副業のひとつで、アンケートサイトに登録し、送られてきたアンケートに答えてポイントを獲得するというものです。サイトによっていろいろありますが、ポイントは現金や商品と交換できます。アンケートに関しての詳しいことはまたいつか紹介できたらと思いますが、とにかくこれがアタリでした。

 

アンケートを始めてからの私は、無理やりでも午前中に起きて、お昼までにアンケートを終わらせるという目標を立てました。それでも、力尽きて二度寝してしまうことが多かったので、ここで新たなルーティーンを導入しました。それは、アンケートをする際に、飲み物を淹れるということです。

紅茶や緑茶、ルイボスティージャスミンティーなど、好きな飲み物のティーパックをそろえて、毎朝その日の気分でチョイスしたものを飲みながら作業するようにしました。そうすると、なんだか一丁前に仕事をしているような気分になり、少しモチベーションが上がりました。微々たる金額ですが、アンケートで稼いだ金額が口座に振り込まれることでも、モチベーションは保たれました。

 

私の場合はアンケートでしたが、何か趣味の練習や、資格の勉強なども良いのではないかと思います。ポイントは、ただの遊びではなく、苦痛でないレベルのタスクを設定することです。それを午前中のうちに済ませ、「今日もちゃんと頑張った」「午前のうちに済ませて、時間を有効活用している」という達成感を得ることが重要です。

 

それまでの、症状のひどかったころの私は、どうせ朝起きても不安な気持ちでだらだらテレビを見るだけだし、意識があるのが苦しいから、眠って意識を失っていたいと思っていました。しかしアンケートを始めたことでハリが出て、午前中の不安感が薄らいだ気がしています。

 

あなたのせいじゃない

こういった生活を続けるようになり、少しずつ午前中に起きるということが定着してきました。早く起きているので夜も眠くなり、朝方まで寝付けない頻度が減っていきました。しかしこれだけでは、必ずスムーズに寝付けるという状態にはなりませんでした。

 

ではどうやって現在のように寝付けるようになったかというと、結論を言ってしまえば、時間とともに病気の状態が落ち着き、薬が減ったからだと思います。

 

そもそも、寝付けないのは病気で神経が高ぶって興奮してしまっているからです。そして朝起きられずに昼間も眠たいのは、そういうお薬を飲んでいるからです。

本人の気持ちだけで、無理やりコントロールができるものではないのです。

 

そう。あなたのせいではないんです。

 

私の場合は、お薬を飲むことで夜の興奮状態を抑え、飲み続けることで病気が改善して興奮する気持ちが減りました。そして病気が改善していく中でお薬が減り、昼間の活動量が増えていきました。

ちゃんと処方されたお薬を飲むことで、時間はかかるけれど症状が落ち着き、お薬が減っていく中で睡眠とも上手に付き合えるようになるはずです。今の私は、睡眠導入剤も飲んでいません。

 

お薬が減っていくことと、自分なりに生活のパターンを作って早起きすることの努力。この両方があって、私の睡眠障害は改善していったと思います。

早起きと言っても、お昼まで寝てしまっている人は、まずは10時半に起きるとか、そういうレベルからのスタートで十分だと思います。

 

時間はかかります。けれどちゃんと治療すれば必ず症状は良くなっていきます。だから、眠れないことに落ち込まないでください。

そして周りの方も、眠れない人を責めたり、無責任な押し付けをしないでください。「いつまでも寝てるから夜眠れないんだよ。早起きすれば夜は眠くなる!」

そんな無責任な言葉で、眠れない人を傷つけないでください。

 

気長に、ゆったり、のんびりでいいんです。

ちゃんと治療していれば、夜になると自然と眠くなる時がくるはずですよ。

 

ちゃんとダイエットしてみようかな

4年で20キロ増

私は統合失調症のお薬を飲み始めて、20キロ太りました。

それまでの私は、身長160センチで体重は約47キロ。ちゃんと筋肉がついていて、体脂肪は19%くらいでした。

 

病気を発症する前段階で喘息になってしまったことを以前の記事でも書きましたが、そのころに体重は44キロほどまで落ちてしまいました。毎日早朝に呼吸困難になり、日中もずっとむせているような状態で、痩せてしまっていました。

 

統合失調症を発症して始めのころは食べられない状態が続いたので、しばらくは体重は減ったままでした。しかしお薬が効き始めて段々と食欲が戻ってくると、今度は食欲が止まらなくなりました。食べても食べても足りず、好きなおかずやお菓子があると飛びつくように食べ、夜中も起きて冷蔵庫を開けて、何か食べられるものが無いかあさるようになりました。

ちなみに、夜中の飲食の後にろくに歯磨きをしなかったので、虫歯になり歯がごそっと欠けてしまい、今では銀歯が2本入っています。

 

こんな生活を続けること4年、私の体重は65キロになっていました。1年で5キロずつ増え、4年で20キロです。

 

もちろんずっと何も考えずに太っていったわけではなく、食事の置き換えドリンクを試したり、プールに通ってみたり、DVDを見て踊ったり、おなかにパッドを取り付けてピリピリさせてみたり(笑)、と他にもいろいろとやってはみたのです。

それでも体重は、減るどころかどんどん増えていき、気が付けば65キロです。

 

太った原因は副作用

なぜこんなに太ってしまったかというと、活動せずにずっと家で過ごすようになったからというものありますが、最大の理由は薬の副作用でしょう。

私がこれまで飲んできた薬には、現在は飲んでいないものも含めて、体重を増加させる副作用があるものが多くありました。具体的に言うと、食欲を増やしてしまう副作用と、太りやすい体質になってしまう副作用の両方がありました。

 

体型を気にしていろいろ実践しているのに、夜中にまで食べることを止められないほどの食欲、そして食べればそれまで以上の太り方をしてしまうという体質の変化。このWパンチに苦しめられ、私はおデブになりました。

 

減薬からの、ちゃんとダイエットしてみようかな

しかし体重増加が始まり4年が過ぎたころ、ある変化があったのです。

3か月くらい体重が増えていないことに気づいたのです。

 

そのころ何があったのかと考えてみると、1つ卒業したお薬がありました。調べてみるとその薬の副作用にも体重増加と食欲増加があり、コレだっ!となりました。

そこで思ったのです。

 

ちゃんとダイエットしてみようかな。と。

 

ジムでエアロバイク&置き換えダイエットドリンク 

ここで始めたちゃんとしたダイエットとは、ジムに通って運動することでした。

太ももの筋肉は大きくて使いやすいから、自転車をこぐと効果的にカロリー消費ができると聞き、エアロバイクを中心にトレーニングを開始しました。始めのころは張り切って、週に3回も4回も通いました。

最終的には週に1回ほどのペースになりましたが、1年4か月くらいで10キロ痩せました。

 

しかしヘルニアからくる坐骨神経痛により(椎間板ヘルニアの持病もあるのです(泣))、ジム通いは一旦断念となりました。

この間、置き換えダイエットドリンクなども飲んでいて、その効果もあったと思います。

 

坐骨神経痛が良くなってからは、またジムに通ったりやめたり、置き換えドリンクダイエットをしたりやめたり、話題になっているダイエットに挑戦したりやめたり……と、まぁいろいろやってきました。58キロぐらいまでリバウンドしてしまったこともありましたが、思い出したときにゆる~くダイエットをし、現在では52~53キロぐらいをうろうろしています。

 

なぜ効果のあったジムにまたしっかり通わないかというと、楽しくなかったからです。筋トレのようなゲーム性のないスポーツは元々興味がなく、若い人がほとんどいないジムと人見知りの私では知り合いもできず、ひたすら体重が減ることをモチベーションに通っていました。

 

でもダメですね。話題になるような○○だけダイエット!みたいなやつは、やっぱり効果が出ないです(私の見解です)。

ジムに通わないにしても、それに匹敵するくらいのトレーニングをしてカロリー消費をして、それから食事量のコントロールが大事ですね。そして補助的に、置き換えダイエットやサプリメントを使う感じが良いのではないでしょうか。

 

ファッションを楽しめることの大切さ

食欲との闘いは苦しいですが、私はまだまだダイエットに励んでいきます。

 

太っていた時、洋服を買うのが全く楽しくありませんでした。今までの自分とは、違うサイズの服。安いものをテキトーに買って着ていました。

ジーンズを履いた後ろ姿を鏡で見て、こんなに足が短かったっけ?と愕然としました。

 

もうあんな悲しい思いはしたくないです。素敵な服を、素敵に着こなしたいです。

ファッションを楽しめる気持ちは、統合失調症を生きる上で絶対にパワーになります。

 

私が試して良かったと思えるものについては、また今後紹介できたらと思います。