ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

お葬式に行けない

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おとといの木曜日、主人のおじいちゃんが亡くなりました。

義父母と同居していた、義父側のおじいちゃんです。

 

ここ数ヶ月は施設に入っていて、最後に会ったのは去年の秋でした。

 

95歳でした。

 

ここ最近ずっと調子が悪く、持ち直したり悪かったりという状態だったらしいのですが、危ない状況だとは聞いておらず、会いに行けませんでした。

 

連絡を受けて「会いに行きたかったのに、なんで言ってくれなかったの」と、主人はお義母さんに少し怒っていました。

 

「来てもらっても日によって調子が違うから、覚醒してるかも分からなかったし」と言われました。

 

遠距離や、仕事があることなども気にしたのかも知れないし、義両親はドライなところがあるし、そういったことに気を配れないくらい毎日バタバタしていたのかも知れません。

 

電話を切ってから「意識があるとか無いとかそういうことじゃないじゃん」と、主人はすごく悲しそうでした。

 

明日の日曜日が通夜、月曜日が告別式となりました。

 

しかし昨日の金曜日、お昼過ぎに用事があり午後休をとっていたのですが、用事を済ませて遅めの昼食をとっているくらいから主人が背中が痛いなぁと言い出しました。

 

お葬式のこともあるので、無駄に出かけたりせず帰宅。

計ると微熱があり、寝ていたらどんどん熱が上がり、夕方に病院を受診してコロナ陽性が分かりました。

 

私も主人も、今でもマスクはしているし、食事場所もある程度気をつけて来ました。

 

実は水曜日に課内でレクチャーがあり、普段からノーマスクの部長が長々と講義をしたのですが、その日の夜に発熱してコロナが判明していました。

主人は講義の間もマスクをしていましたが、意見を求められる場面が何度かあり、近くで会話をしたそうです。

 

マスク着用も行動も自由になったこのご時世ならなおさら、誰からうつされただとか憶測で言うのは褒められたことでは無いのは分かっています。

 

しかし、お互いに同意して遊んだり食事をしたりしたわけでなく、避けられない仕事上のやりとりで、こちらが気をつけていてあちらは気をつけていなかったと言うのはやはりモヤモヤします。

 

普段を尊敬できる相手なら思いも違うのかも知れませんが、不機嫌ハラスメントがひどい部長です。

 

講義も課の人間が求めて開かれたのではなく、主人曰く「自分の経験や知識を話したいだけ」で、今の課の歴が長い主人にはあまり必要無いのに全員参加で、今年来たばかりの部下の感想では「半分以上意味がわからなかった」というものだったそう。

この感想は、部長のコロナが判明する前からこぼしていた言葉です。

 

それで、確かとは言えないけれど高確率でうつされ、おじいちゃんのお葬式に行けなくなりました。

 

もともとかなり嫌っていた部長ですが、主人は今回あまり部長への恨みを口にしていません。

 

しかし、「一生に一度のお葬式に行くことができなかった。死ぬまで忘れないと思う」ともらしました。

 

連絡をくれなくておじいちゃんに会いに行けなかったことについての義両親への気持ちは、複雑なものがあると思います。

「でも施設に入れる前も大変だったし、忙しくて連絡とか出来なかったのかな」と、労っていました。

 

もし私なら、祖父母の最期に会えなかったら親に文句を言ってしまうと思うし、コロナのことも「お葬式に出られませんでした」と部長に向かって怒ってしまうかも。

 

「最期に会えなかったのに、お葬式に行けないなんて」と悲しんでいて、いろんなモヤモヤを飲み込んでいる主人は、本当に優しい人なんだなと私は改めて思っているところです。

最期に会いたかったと、何度も言っています。

 

トンチンカンなことを言って衝突することも多いけれど、やっぱりこの人の1番の魅力は優しさだなと思いました。

 

昨日の夜は39.3度くらいまで上がりましたが、今朝には37度台まで下がり、さっきは36度台でした。

 

でも身体が痛くてだるいらしく、ずっと寝ています。

 

私は先ほど抗原検査をしたら陰性でした。

 

主人が体調不良になると「しっかりしなくては」スイッチが入る私ですが、昨日の夜にお茶を作っておこうと冷水ポットを出したら、落として割ってしまいました。

 

緊張の糸が切れたように、おじいちゃんに会いに行けず、お葬式にも出られなくなった主人の気持ちや、病院がやっていない間に自分にも症状が出て来たらどうしようかという不安などが噴き出てきて、少し泣いてしまいました。

 

そのとき熱がまだ高く苦しんでいた主人が、泣かないで、すぐ治すからねと声をかけてくれました。

 

私がしっかりしないと。

 

落ち着いたら、早めにお墓参りに行くつもりでいます。