忘れていました
だいぶ前に書いた記事のこと、結果を書くのを忘れていました。
sentimentalover.hatenablog.com
3か月以上経っています。
結論から言うと、速読、諦めました。
ちゃんと取り組みはしたんですよ。
CDから流れる音声を聞きながら、その内容が書かれた文章を流し読みするという訓練方法でした。
3倍速、4倍速、10倍速とあり、3倍と4倍は文字を追うことができましたが、10倍はもちろん無理。
本には、10倍を聞きながら文字を眺めていれば、あるときスッと分かるようになるなんて書かれていましたが、私にはその「あるとき」が訪れませんでした。
そして肝心の本を読む速さ、速くなっていないです。
内容にアレルギー
取り組んでいて苦痛だったのは、その練習用の文章が、なんかちょっと…って感じだったんですよね。
最初は偉人の功績をたたえ、その人の精神力の秘訣はみたいな伝記的内容かと思ったんですけど、結局この本の著者であるお医者さんが崇拝する「教え」みたいな内容で。
紹介されていた偉人の人は「○○会」みたいな、ありがたい教えを広めた教祖的な人で、正確には宗教団体ではなかったみたいなんですが。
「宇宙が~」とか、「心の王座に座る真の我が~」とか。
ちょっとその練習文にアレルギーを起こしてしまい、読んでいて苦しい感じがしたのであまり続きませんでした。
「10日間レッスン」みたいに書かれていたので、10日はやったんですよ。
でもそれ以上は取り組む気になれませんでした。
そもそも目的が違った
速読って、今回の本によると実用書向けの技術なんですね。
実用書の中から、肝心なことや自分の役に立つことをピックアップして取り入れる技術と言うか、そういう目的のものなんですね。
私が速読に取り組みたいと思った理由は、小説を読むスピードが遅いからです。
本を数分だけパラパラとめくるだけで内容が分かる、とか、そんな技術は欲していないんです。
今までよりも、もう少し早いスピードで小説を味わえたら、もっとたくさん読めるのにという願いからでした。
しかし今回の本にも、はっきりと「小説は除く」と、この読み方で速読を練習する対象は小説ではないんだと書かれていました。
私の求めていた「今より早いスピードで本が読めたら」は、こういった本が指南する速読とは異なるものだったようです。
でもまぁ、小説以外の本も読むから、せっかくなので技術が身につけば良いなと思いましたが、出来るようになりませんでした。
今回の本はメルカリに出品します。
売れるかな?