とめどなく溢れる堅ちゃん愛
いきなりですが、私は平井堅さんが大好きです。
中学生のころからなので、かれこれ20年近くの片思いになります。
始めのころは歌声と曲がとにかく好きでしたが、テレビで堅ちゃんの(ファン方はほとんど堅ちゃんと呼んでいます)トークを聴いてその人柄も好きになりました。
そして5年ほど前、「堅ちゃんてほんとイケメンだよね、ずるいよね」と言う主人の言葉を聞いて、まじまじとCDジャケットを眺め、ホントだ!と。ファン歴約15年にして、そのイケメン具合にも気が付きました。
君の鼓動は君にしか鳴らせない
印象的な歌詞と私の思い
たくさん泣いたその瞳は 彼が隠す孤独を見つけるだろう
掴み損ねたその掌は 彼女の傷を癒すだろう
苦しみや悲しみを知っている人だからこそ、相手の苦しみや悲しみに気付き、癒すことができる。他者の心に寄り添うことができる。
思い出の使い道は 失くした輝きを嘆くものじゃなく
そいつと手を組んで もう一度這い上がり 心震わすもの
病気になってからの私は、昔話が多いです。他人と関わらず、何の出来事も起こらず、自分の中で時間が進んでいないというのもありますが。過去の栄光にすがって、今はもうそれを失ってしまったことを嘆いています。
自分が得意で誇りに思っていたもの。これからのその使い道を、前向きに考えたいと思いました。
その1つとして、文章を書くのが好きだった私は、ブログを始めてみようと思いました。私と同じ病気や、他の精神疾患、その方たちを支えている方。そんな方たちに読んでもらって、統合失調症でも今はこんなふうに暮らせている人がいるんだと知ってもらえたら、そう思っています。
失ってみなきゃ 取り戻せないだろう 涙の重さ知る君こそがヒーロー
倒れた同じ数 また立ち上がればいい 君の鼓動は君にしか鳴らせない
私の病気になってからの人生は、病気になっていなかったらの人生とは全く違うものです。まず仕事が違います。そして主人と復縁して結婚していたかも分かりません。
病気になったから得た人生。知らなかったきもち。気づかされた大切なもの。
病気になんて、ならない方が良いに決まっています。でも、病気で苦しんだこれまでの時間を、なかったことにはしたくありません。
(引用元:すべて『君の鼓動は君にしか鳴らせない』作詞 平井堅 より)
私にはまだまだ将来がある
「将来何になりたい?」
これは、子どもに対してだけの質問ではないと思っています。
私はまだ何者にもなっていません。
だから、これから何にでもなれます。
何になれるのか分からないけれど、自分の鼓動を鳴らし続けていける何かを、求めて生きていきたいです。
32歳最後の日に。
平井 堅 『君の鼓動は君にしか鳴らせない』MUSIC VIDEO (Short Ver.)
注:引用した歌詞は2番のもので、このMVのショートバージョンでは出てこないです(泣笑)
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