本日は、主人の渾身のジョークをランキングにして紹介!(私調べ)
備忘録として。
第3位 足が冷えるから
私は昔とても冷え性でしたが、現在はだいぶ良くなりました。
大学生のときに体育の先生から、骨盤の正しい傾きを意識して座る方法を教わり、それ以来、足先が冷えていても血を巡らせることで自力で冷えを解消できるようになりました。
ですが先日、珍しく足先が冷えたままだったので、主人に足つぼを押しながら揉んでくれないかとお願いしました。(私は足つぼ大好き)。
快く揉んでくれた主人ですが、ちょっとやっただけで手を放し、満足そうに「温まったよ」と止めてしまいました。
「え? 全然温まってないよ!」と言うと、主人が一言。
「温まったよ、俺の手が^^」
そっち?
笑ってしまいましたが、そんなんじゃ解放してあげませんよ。
怒ると続きを揉んでくれました。
足とともに私の心を温めてくれたので、見事第3位にランクインです。
第2位 全部食べちゃって
お次は私の実家に帰省したときのこと。夕食でのお話です。
母の作ってくれた大皿のおかずが、少しだけ残ってしまいました。
中途半端に残るのが嫌で片付けたい母は、「ほら、男性陣、食べて」と。
「こういう時は旦那が片付けるんだよ」と父に促す母。
「旦那様はお腹いっぱいですよ~」と父。
「俺もお腹いっぱい」と主人。
「何が旦那様だよ。はい、じゃあ俺様食べて」と主人に促す母。
「俺様」と呼ばれた主人、ここで一言。
「俺様はねぇ、ごちそう様!」
シーンとする食卓。
一瞬空気が止まり、そして笑いが起きました。
私は笑いと言うより、感心しました。
主人はお義父さんの仕事の都合で、思春期を海外で過ごした帰国子女です。
そのせいなのか、本人のポテンシャルなのか、日本語力がイマイチなときがあります。
意味の通じる会話はできますが、細かいニュアンスの違いを感じ取れなかったり、言葉に対して少し鈍感です。
本人も「意味が通じれば良いじゃん」と思っているところがあります。
そんな主人が、言葉遊びができることに私は感心したのです。
結局おかずは残され翌日に持ち越されましたが、おかずと共に爪痕を残したこのジョークが第2位にランクインです。
第1位 グローバルジョーク
トップに輝いたのは、主人が14年間仕事をしてきた中で、本人曰く「会心の一撃だった!」というこのお話です。
主人は情報を管理して、それを利用したい人に手続きをとってもらい、権利者に使用料を分配するお仕事をしています。
しかし利用申請のないまま情報が利用されていることが多く、手続きや使用料支払いの必要性を説明しなければならないことが多いそうです。
これはだいぶ前の話なのですが、手続きをしていない利用者の人が外国人で、なんちゃって帰国子女の主人が対応を任されてしまったそうです。
「どうしてこんな手続きをしなければいけないんだ? なぜ金を払わなければいけない?」とゴネる相手。
「この手続きをして、俺に何のメリットがあるんだ?」と言った相手に、主人が一言。
「You can use ~ legally, not illegally!」
だ、そうです。
この話を主人からどや顔でされたとき、英語がチンプンカンプンの私には意味が分かりませんでした。
説明します。
「legally(リーガリー)」とは「合法的に」という意味だそうです。
「illegally(イリーガリー)」とは対義語で、「違法に、不正に」という意味。
つまり、「情報を利用するためにお金を払って、俺に何のメリットがあるんだ」と言った相手に、
「これらを違法ではなく、合法的に利用できることがメリットじゃないですか!」と言い放った訳ですね。
この説明を聞いても、最初のころは「あぁ、そう」くらいにしか思えなかった私ですが、時間をかけてこの皮肉がじわじわ来るようになりました。
主人曰く、「日本語では〈違法ではなく、合法的に〉と言葉が変わってしまうけれど、英語だと〈legally , not illegally〉と言葉が並ぶところが面白さのポイントなんだよ」と言うことです。
英語堪能な方は、共感していただけましたかね??
この件はこの後もいろいろあったみたいですが、最終的には解決したそうです。
そしてこのジョークを発したとき、相手の外国人は「Ha ha!」と笑ってくれたそうです。
皮肉の効いたグローバルジョーク、主人のごり押しもあり、堂々のトップです!
主人が普段提供してくれる笑いは、狙ったものではなく天然ボケがほとんどなので、数少ない主人の活躍をお届けしました。
またネタを提供してくれたら、いつか発表したいと思っております。
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