ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

書く力と、書くことが好きかどうか

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書く=読む=考える

明治大学の先生で、メディアにもよく登場する齋藤孝先生の本を読んでいます。

 

主人は苦手らしいのだけれど、私は面白い先生だと思います。

 

主人も嫌いということではなく、主人の弱点である「語彙力」に長けていて、自分が不得意なジャンルのプロだから「お友だちになれないタイプだわ〜」ということらしいです。

 

そんな齋藤先生の本の中で、書く力と読む力(読者力)と考える力はどれも繋がっているという内容がありました。

 

齋藤先生曰く、

「書く力」を身につけることで、読書力がつくだけではなく、これからの社会でもっとも必要とされる「考える力」をつけることができる

のだそう。

 

だから、ある程度長い文章を書くトレーニングをすることが、考える力をつけることになる、と。

 

自身の書く能力が上がれば、他者の書いた文章の思惑が分かるようになるし、映画を観るのにも作り手の伝えたいことを読み取る能力が格段に上がると説いています。

 

 

私なら「読む」がいちばん先かな

書く能力を最も要求された高校生〜大学生のころ、よく「本を読みなさい」ということを学校の先生などから言われました。

 

私は本を読むことが好きでしたが、そのほとんどが小説でした。

今は実用書とか新書も手に取るようになりましたが、学生のころは小説ばっかりでした。

 

当時の先生方が言っていた「本」とは、小説ではなく新書のような論文的な内容のものを指していたようですが、私は頑なに小説しか読みませんでした。

だって、当時は面白いと感じなかったんだもん。

 

けれど小説にも、考える力や書く力を鍛える素材としての能力があると私は思っています。

 

齋藤先生の解くメソッドと私の実感はちょっと違って、量を書く練習をするよりも、読むことを楽しめるかが考える力を鍛える最初の段階じゃないのかなと感じます。

 

本を読んでいると、共感したり反感を持ったり疑問に感じたり感動したり、いろいろな感情や主張が生まれると思います。

 

それを文字に起こす練習をすることが、書く力に繋がっていく、という順番ではないのかなと思います。

 

とにかく色々読めば、いろんな考えが浮かびます。

ひとつひとつのストーリーを流し読みせず、気に入らないなら気に入らないで、「自分なら〜〜なんだけどな」を考えれば、世の中のいろんな出来事に対して自分の考えが浮かぶようになると思います。

 

考えが浮かんでさえいれば、あとは好きな作家や筆者の語り口調を借りてそれらしく書いてみる。

たくさん本を読んでいれば、それらしい文章のカタチと言うのもいくつかインプットされていると思います。

 

まずは楽しんで読む。そしていろいろ考えが浮かぶ。

浮かんだ考えを書き続けることで書くことに慣れて、ある程度の長さの文章を書くことを要求されても、なんとかなりそうな気がして取り掛かることが出来るのではないかと思います。

 

でも読むことを楽しめるかって、鍛えるものではなく好みの問題なのではないかと、もともと読むことが好きな私は思ってしまいます。

 

だとすると、読むことがそんなに楽しくないと思っている人が読んだり書いたり考えたりするようになるためには、齋藤先生が言うように書くことでトレーニングするということ??

 

んー。

楽しくなさそう…。

 

「原稿用紙10枚!」と要求されて、書けそうと思うか無理だと思うかが、文章をかける人か否かの分かれ目のようです。

 

書くことは好きですか

このブログを読んでくださっている方たちの多くは、ご自身でもブログを書いていたり、書くことが好きな方たちなのだと思います。

 

自分の中にある、カタチになっていないものをカタチにし、他の人にも読んでもらえる。

これはすごく自己肯定感を高めるのに繋がっているのでは? と、自己肯定感低めな私は思っています。

 

承認欲求って人は多かれ少なかれあると思いますが、TikTokとかで加工した顔出しして踊ったり、映え〜なインスタアップするよりも、ブログでつらつらと綴った方がなんか健康的な感じがします。

 

たとえネガティブなことしか書けなかった日も、ツイッターでネガティブなこと呟くよりも「ちゃんと話をしてる」感じがします。

 

今朝はデニーズでモーニングをして、この記事の下書きを書いてみました。

このあと帰宅して、パソコンで体裁を整えてアップする予定です。

 

スマートフォンやパソコンのおかげて、紙とペンしか無かった時代より、自分の書きたいことを格段にまとめやすくなりました。

そしてインターネットのおかげで、公表する場も得て。

 

書くのが好きで、書いたからには誰かに読んでもらえたら嬉しい私には、ありがたいことです。