ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

読むことと考えること

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そこは違う

昨年くらいから、益田ミリさんの本をよく読んでいます。

 

「分かる~」と言うと薄っぺらい女子トークのような感じがしますが、そうなんだよねとうなずけるような微妙な感覚が言葉にされていて、共感することが多いです。

 

ですが何もかもがそうそう!というわけでなく、モヤッとすることも。

 

昨日読んだ本の中には、子どものころ飼っていたペットの子猫が家の中の事故で死んでしまって、その亡骸を河原に埋めてお墓を作ったけれど、後日荒らされてしまったというお話がありました。

 

お墓を作ってからも後日そこを確認しに訪れていたミリさんですが、中高生なのか多くの足跡があって、埋めた猫ちゃんの脚が土からはみ出したかたちで放置されていたそう。

 

その状況に涙するミリさんですが、その章の結論としては「あのときの怒りは今はだいぶ薄らいでしまったけれど、河原で泣いていた自分のことを思い出すと可哀そうに思う」というものでした。

うろ覚えなので一語一語正確ではありませんが、こういった内容でした。

 

これはちょっと、「そこは違う」って思います。

何年たって思い出したって、可哀想なのは猫ちゃんでしょう。

 

妙齢の女性の思いを作品にするのが上手く、実際女性の読者が多いと思われるミリさんですが、動物の命や、人間はその他の動物より偉いと思っていることだとか、それは老若男女関係の無い考えだと思います。

 

散歩中の犬が居て、自分の方が道を譲ってあげてモヤッとしたという話もありましたが、それって犬より人間が偉いって考えているってことですよね。

 

私がモヤッとするとしたら、道を譲ったことに対して飼い主さんが会釈してくれるか、何とも思っていない顔でツンっと去って行くかの違いです。

犬ではなく、人間。

 

そんな内容を読んで、すべて共感ではないんだよな~と思いました。

 

でもまぁ、今後も他の作品を読んでいきたいとは思いますが。

 

違うから良い

お次は別の本のお話なのですが、図書館でHSP、いわゆる「繊細さん」に関する本を借りました。

 

武田友紀さんという方が書かれている本で、別の本、HSPの入門書のような本をすでに買って読んだことがありました。

その本の発展形のようなものを見かけたので、借りて読みました。

 

私、自分も主人も認める、HSPだと思います。

ものごとを深堀りして考えたり、相手の発言の先を読むところがあります。

 

言葉のニュアンスの違いで伝わる空気が違うことにも敏感だし、他人の発言の矛盾にもすぐ気が付きます。

矛盾の奥に卑怯なところがあると、追及してしまう癖もあります。(これは性格かな)。

 

あと、五感の中では私は聴覚が過敏です。

お店などで咀嚼音が汚い人が近くに出現すると、すぐ気づいてかなり苦痛です。

 

ミリさんの本ではありませんが、HSPの本も「繊細さんは~~なときに○○と感じたりしますよね」と書かれていると、そうそう!と思います。

 

私の不満を分かってくれてる!という興奮と、多くの人はそこまで感じ取っていないの?という驚きがあります。

 

そして今まで、主人が非・繊細さんであることを少し悲しく思っていました。

私が感じている多くのこと、共感できないことが多々あるわけですから。

 

でも今回の本には、繊細さん同士で共感し合っても、それは自分で自分の気持ちに頷いてあげているのと変わらないこと。自分とは違う人が「あなたはそう思うんだね。知れて良かった」と認めてくれることの方が意味があるのだよと書かれていました。

 

確かに、そうなのかも知れないなと思いました。

主人は初めてHSPの本を買ったときに、「俺もありかの考えていることを知りたいから」と、すすんで本を読んでくれました。

そして「すっごい分かるよ。この事例もこの事例も、ありかの言動と同じようなこと書いてあるよ。そうだったんだね」と、反発せず受け入れてくれました。

 

今まで同じじゃないことが寂しかったけれど、自分とは違う人が、違う人なのに受け入れてくれるって言うのがホントにありがたいことなんだなと。

 

HSPの本は人気みたいで、図書館で検索したら貸し出し中のものがほとんどでした。

でも武田友紀さんの本は読みやすいので、まだ読んでいないシリーズを探して、予約してみようかなと思いました。

 

今年の目標、追加

前回のブログで、ダイエットのことと精神的に無理をしないことを今年の目標として書きましたが、さっそく追加したいと思います。

 

たくさん本が読みたい!です。

小説も実用書も、マンガも雑誌も。

今までよりたくさん読みたいという気分がキテいます。

 

毎年たくさん読みたいとは思っているのですが、気分の波があるので。

 

図書館を利用するようになって、返却期限があるため、以前より頻繁に本を読むようになりました。

2週間の期限なので、3冊くらい借りるのがちょうど良いです。

 

小説だと読むのに時間がかかって間に合わなさそうなので、図書館で借りるのは主に実用書を。

小説は、家にある積読を少しづつ解消していくスタイルで行こうと思います。

 

これから読む本がたくさんあることが、重荷ではなく楽しみに感じられるというのは、なかなか調子が良いのかなと思います。

 

今年に入って、頓服薬を飲んでしまったのは今のところ2回。

あんまり頼らずにやっていけると良いなぁ…。