年賀状、喪中なのか
分かりやすく整頓したつもりですが、ちょっとだけ長いです。
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昨年の大みそかに大叔母が亡くなり、他に身寄りのない大叔母だったので甥である私の父が喪主となって、1月2日に葬儀をしました。
私の両親と父の弟夫婦、父の従弟の5人だけで、家族葬としたそうです。
大叔母は晩年は老人ホームに入り、痴呆もあったのでうちの両親がいろいろと手配をしてきました。
そういった状況だったので、今年私たちは年賀状を送っても良いんだよねと言う確認と、両親と叔父夫婦に対しては控えたほうが良いのかと言うことを聞くために母に電話しました。
いい、いい、そんなのいい
大叔母の名前をあげずに「年賀状って送って良いの?」と母に聞くと、「はぁ?何が?なんでぇ?」と。
「〇子さんが亡くなったじゃない」というと、「あー、そんなこと忘れていた」と。
いい加減で薄情なんです。
そして、「いい、いい、そんなのいい」と言う母。
ちゃんとしたマナーとか礼儀の知識があって言っているようには思えなかったので、「私たちが送るのは良さそうだけど、お母さんたちは控えなくて良いの?」と聞くと、「そんな必要ないでしょ」と。
「だって喪主やったんでしょ?」と言うと、「他に人が居ないからやっただけだもん」だそう。
問題はそう言うことではないだろう。
「他に人が居ようと居なかろうと、喪主をやっていたらどうすべきなのかちゃんと調べないといけないんじゃないの?」と聞くと、「いい、いい、いいよ、関係ない」。
調べもせず、何の根拠もなく言うんです。
叔父夫婦には出して良いのかを聞くと、「〇〇くん(叔父)は婿養子に出てる人間だから、関係ないでしょ」と。
それは絶対におかしい。
そんな理屈が通ったら、結婚して相手の名字になってきた女性たちすべてが親族じゃなくなるじゃないか。あほか。
血筋な問題なんだから、婿養子に出ていようが、叔父さんが3親等の甥であることは変わらないんだよ。
「自分たちが嫌だなと思えば辞めれば良いんじゃない?」という、何の解決にもならない言葉で電話は終わりました。
まさか自分たちも出す気だった?
ここで新たな疑問が。
まさか両親は、自分たちも普通に年賀状を出す気でいたのではないか、ということ。
それが、ちゃんとマナーのことを調べてOKならいいけれど、大叔母が亡くなったことなんて忘れていたような人たちだし、絶対にちゃんと考えてなどいない。
ここにきて私も初めてネットで検索したのですが、欠礼ハガキとか喪中と言う扱いは、普通は2親等までらしいですね。
親、祖父母、子ども、孫までの関係。
父にとっては叔母であり、3親等なので控える必要はないとのこと。
しかし、父は喪主をやっています。そうなると状況は変わるのでは?
ネットの質問サイトのようなとろで、全く同じ状況の方の例が見当たらなかったのですが、大叔父の喪主をやったのだがと質問している人がいて、喪主をやったのなら控えるのが良いのではと答えている意見がありました。
年賀状はやらない方が良いのではとラインすると、「年賀状はやめにしました」と母から返信がありました。
欠礼ハガキとか何も用意していなくて、年賀状を出すつもりだったことを私は少し𠮟責してしまいました。
言わせてもらいますけど!?
因みに今年、義母の方のお祖母ちゃんのお兄さんと言う方が亡くなっています。
義母にとって伯父、ですね。
うちの親と同じかたちですが、喪主とかそういった立場ではありません。
主人から義母に聞いてもらうと、年賀状はいらないと言われました。
喪中という扱いにしてくれと言うことなのだな、と解釈しました。
そのことを私の母に伝えると、こんな返信が。
「言わせてもらいますけど、福島(義両親)の方からも欠礼ハガキは来ていませんよ!」
私から、年賀状を普通に出そうとしていて欠礼ハガキの用意もしていないことを叱責されたことで、逆切れしてきたわけです。
義両親がどうしているのかは知りませんが、そのことで上げ足をとるように私のことを責めてきても知らんし!
文句があるなら、義両親のところに「亡くなられた方が居ると聞いたけど、欠礼ハガキをいただいていないけれどどうすればいいでしょうか?」とでも電話すればいいじゃないか。
嫌味を言いたいなら、「そっちの親族もしっかりしなさいよ」とでも、主人に言えばいいじゃない! と私もラインを返しました。
「言わせてもらいますけど」なんて、自分たちのことを棚に上げて!
なんて性格の悪い表現。
義母に確認
もうちょっとお話、続きますね。
義母のところから欠礼ハガキが来ていないのは確かにおかしいと思ったので、再度主人から義母にラインしてもらうことにしました。
「年賀状はいらない」と義母が言ったのは、今年は喪中と言うことで控えてくれと言う意味ではなく、親子間で年賀状は今後もいらないからという意味だったのではないかと推測したからです。
義両親はとてもドライで、そういうところがあります。
そして主人と義母のラインは、普段から言葉足らずなところがあります。
「こういうわけだから~」とか「こうした方が良いと思って~」とか理由をいちいち説明せずに、お互いに簡潔なことしか送り合わない傾向があります。
なので、どういう意味で年賀状がいらないということなのかを質問しました。
そして答えは案の定、親子間で年賀状はいらないという意味でした。
同居のお祖父ちゃんお祖母ちゃんが居るので、義両親と4人を宛名にしてこれまで送っていたのですが、「今後はお祖父ちゃんたちだけの名前で送ってあげたら?」だそう。
「いらない」って言われていたから、喪中と言う意味だと思って数に入れずに年賀状を買ってしまいました。
主人と義母も、分かるように話して欲しい。
母からの既読無視
「言わせてもらいますけど」にキレてしまった私は、これまでの大叔母に対する母のお世話の冷たさを責めてしまいました。
本来は父の伯母だから父にしか世話をする義務はないと思うのだけれど、大叔母の生前、母の言うことやることは酷いなと思うことがありました。
服を用意するにも、「年寄りなんてこんなので良い」だとか、着心地なんて考えてあげもしない。
高価なものは必要なくても、化繊の安物とかでなく、ユニクロとかで綿の物を買ってあげれば良いのに。室内で着れるよう、コンパクトダウンベスト買ってあげるとか。
そう言うと「ユニクロまでわざわざ行くなんて面倒。ダウンなんて良い物買う必要ない」と言いました。
大叔母が老人ホームに入る前に、暮らしていたアパートを引き上げ荷物を整理していても、大切にしていただろう物でも「そんなのわざわざ持って行ってやらんで良い」だとか。
けっこう良い基礎化粧品なんかも出てきたのですが、「金がないない言ってたのに、こんな良いの使って」と言って、施設に持っていってあげずに処分していました。
そして、生涯独身だったのかと私は思っていた大叔母なのですが、白黒の古い子どもの写真が入ったペンダントが出てきました。
それを見て母は「あーやっぱり、子どもの写真か」と言って、それさえも処分してしまいました。
持って行ってあげないのかと聞くと、「もう分からないから、いい、いい」と。
そうなるには理由が全くないわけでは無くて、いくらか嫌味を言われたり、嫁だからと介護でも大変な思いをしたのは見聞きしています。
でも大叔母とは一緒に住んでいたわけでもなく、ネットで書き込まれたりするようなドロドロのイビリがあったわけでは無いはずです。
痴呆になって分からなくなっていても、ペンダントを持って行ってあげずに処分したことはさすがに酷いと思いました。
こういったいろいろを見ていたので、大叔母の晩年への態度は気持ちの良いものではなかったと、母を責めてしまいました。
その上での、自分たちは喪中なのだという意識が無いことへの嫌悪感です。
しかし、そういったラインに対して、母からは既読無視をされました。
主人に間に入ってもらう
この章で終わりです。
主人に、母にラインしてもらいました。
私は義理とか礼儀とかにいい加減なことが嫌いだから、ヒートアップしてしまったのだと思うということ。
そして、最近私の調子は良くないのだと言うこと。病気のことも理解してあげて欲しいし、既読スルーはしないであげて欲しいと送ってくれました。
それから、義両親の年賀状のことを説明してもらいました。
義母が喪中にするのかと思っていたのは私たちの勘違いで、なので欠礼ハガキも出していない。普通に年賀状を用意していたらしい、と。
そちらが喪中だと伝えたら、では寒中見舞いにするよと言っていましたと送ってもらいました。
その後、私の方に「配慮が足らなかったね、ごめんなさいね」と言う感じの、短い定型文のようなラインが届きました。
間に入ってくれた主人の方には、返信は無し。
あー。
たくさん泣きました。
まだ引きずっています。
あーもう、嫌です。
「尊敬する人は両親です」とか言える、私もそんな親が欲しかった。
私の心の病気を考えて、平穏に暮らせるようになんて思ってくれないんだな。