統合失調症の私のきもち。

統合失調症の私が感じている病気のこと、病気のまわりにくっついているいろんな悩み、そして日々の生活などを書いていきたいと思います。

「もしも」の話でケンカになって凹む

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結婚するために

主人とケンカしました。ケンカというか、主人の発言に私が凹んだんですけど。

現実の出来事が原因ではなく、仮定の話で。

 

私がたまたま読んでいた雑誌に、代々続くお仕事をされている家の一人娘である女性と結婚するにあたり、それまでの仕事をやめて専門の大学に入りなおし、義理のお父さんのもとで見習いをして、今はお家を継いだという男性のコラムが載っていました。

 

その男性のもともとのお仕事も専門職で、一般的なサラリーマンではなく、「こういったものに関わる仕事がしたい」と、憧れをもって目指すようなお仕事でした。

それでも、その仕事を退職して、大学に入りなおして勉強し、別の仕事に就いたという男性。しかもそこでは、前職の経験を生かして、今のお仕事をさらに発展的に展開しているということでした。

 

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もしも私が

私はこの男性のコラムの内容を、主人に伝えました。

そして、やはり聞いてしまう。

 

「この人たちと同じ状況だったら、〇〇(主人)くんは私と結婚するために同じことできる?」

 

主人の答え。「えー難しいよ。とりあえず転職を回避するために、今の仕事に対する熱意とか話して親を説得する。△△(その男性が転職した職業)になるのは嫌だな~」

 

説得? なにそれ?
説得で事態が変わる問題ではなく、継がないってことは私とは結婚しないってことだよ。

 

「大学で学びなおして転職して家業を継ぐか、結婚しないかの2つの選択肢しかないと思って答えて」 

「えー、△△はとりあえず嫌だな~」

 

私、凹む。

 

逆だったら

「じゃあ、逆だったら〇〇はできるの?」と、主人。

 

私、頑張りますけど……。

お医者さんや弁護士になれとか言われたら、まず学力の問題があるから、頑張っても限界があるけれど。

 

逆の立場で考えたら、私も無理だわ、ごめんねとか、言うと思ったの?

 

コラムで紹介された男性のお仕事は、トップレベルの学力や高度な専門的技術が必要とされるものではなく、その分野の学校でちゃんと学びさえすれば就くことができるお仕事。

 

私は病気だけれど、そのことに大きな負担がなくやっていける仕事なら、それでしかあなたと結婚できないなら頑張りますけど。

 

しかも私がもともと目指していた仕事は教員だよ。大学で4年間専門的なことを学んで、実習をして、免許をとって、採用試験を突破してなるお仕事。

あなたのお仕事を馬鹿にしていると誤解してほしくないんだけれど、就職活動の段階になって、何社か受けて受かった中から選んだ「一般的なサラリーマン」とは、目指し方や憧れ方が違うんだよ。

そんなふうに憧れて就いた教員の仕事でも、それしか選択肢がないなら、辞めて頑張るって言えるけど。

 

しかもあなたは、冗談交じりなのは分かってるけど、宝くじが当たったら仕事辞めてだとか、そんな話するじゃない? 今の仕事への熱意を話して? なにそれ?

 

大学入りなおして、別の仕事に就くの嫌なんだ? 私と結婚できなくても。

いままで私に話してくれた、数々の「誓い」は何だったんだ。

 

凹む。

 

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とりあえずワンクッション

腑抜けになって寝室にむかった私。

洗濯が終わったことを告げる洗濯機。我が家は夜干し派です。

 

無視して寝る私。洗濯物を干してくれる主人。

 

その後、寝室に来た主人は「よく考えてみた」と言いました。

「洗濯物を干しながらクールダウンして、自分が言ってしまったことの意味を考えてみた。転職とか大変だし、勉強もやだなぁってことしか考えられてなかった。それをしたくないって言うことが、どういう意味なのか、〇〇がどんなきもちになったか、考えてみた」と。

 

「普段から言っている、ずっと一緒に居るとか、病気でも支えていくとか、何だったんだよって感じだよね。ごめん。おれも頑張れると思うよ。それしか、一緒になる方法がないのなら」

 

洗濯物を干している間にどんな考えが廻ったのか分かりませんが、主人はそう言いました。今の仕事への熱意を話して転職を回避する発言も、卑怯だったと言いました。

 

「価値観」という、ちょっと抽象的でけっこう大事なもの

起きてもいないことでケンカしているけれど、「こうなったときどうする?」の意見を日々確かめておかないと、本当にそういうことに遭遇したとき、失望するような考えをもっている相手だったら嫌だなと私は思っています。

普段から、いろんな可能性を考えて、価値観を確かめ合う話を、私たちはしています。

 

今はそうなってないから良い、ではダメなんです。

もしこうなったら、こうしてくれる人。そこを、信じられる相手じゃないと。

 

だってもし、「私が熱出したら看病してくれる?」って聞いて、「嫌だけど、今熱出してないんだから良いじゃない」なんていう人、嫌ですよね。

実際に熱を出してから、「看病してくれなかった」って悲しい経験をして、そこで初めてその人の人間性を知るなんて。

 

もちろん、口で今いろいろ言えても、実際そうなったら難しいこともあるとは思います。けれど、今、口だけでも、ちゃんとこうできるよ! って言えない人は、絶対そうしてくれないですよね。

「もしも」でけんかすることとか、主人の仕事に対する私の辞める辞めない論争、賛否両論あると思います。

私が主人の今の仕事を大切に思っていないようにとられたくないのですが、これはあくまで、その職種への憧れをどれくらいもって目指す、専門性のある仕事なのか、という意味で。主人の場合はそうやって就いた仕事ではなかったので。

今現在、誇りをもって仕事をしていることとは別問題と思っています。

 

私の方こそ 

昨日はそのまま寝てしまった私ですが、主人は洗濯物を干して、栗ご飯を冷凍してくれてから寝た様子。

 

洗濯物、ベランダに干してありましたが、明け方に小雨が降ってしまったみたいです。浴室に移動させて、乾燥機を付けました。

栗ご飯は、朝食に食べようと思ったらしく、全部を冷凍してしまわずに、ちゃっかりお茶碗に盛って冷蔵してありました。1人分だけ。

 

なんともマイペースな主人。

 

主人にばかり「勉強しなおして転職できるのか」と言うことを求めましたが、私の方こそ、そんな家の要求に黙って従ってくれなんて一方的に言っていたらダメですよね。

「私はこの人と結婚したいし、この人のやりたい仕事をして欲しいから、この家から出ていく。養子でももらってくれ」ぐらい、言えないと。

 

主人は、たったひとりの相手です。

 

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