何年も願っていたこと
先生の居場所を知りたい。
もう1度、交流を持ちたい。
この15年ほど、ずっと思い続けてきたことです。
海外赴任から帰って来るときのゴタゴタで、ご縁が途切れてしまっていた中学時代の恩師。
私が学校の先生を目指した、きっかけの人。
日本に帰ったらまた連絡するからと言ってくれていたのに、そのまま連絡をもらえないまま今に至ります。
今でも私の地元で先生をしているであろうことは分かっていたのですが、何もできずにいました。
「私も先生になる!」
「いつか先生と同じ学校で働く!」
そんな約束をして、でも病気になって叶えられず、挫折。
私が教員の夢を諦めて、療養生活を送っていることは先生は知らないはずです。
ずっと、また先生とつながりたいと、何度もまた会える夢を見ては、目を覚まして泣いてきました。
居場所が分かって
自分では勇気が出ずに行動できなかったのですが、主人が代わりに先生の居場所(現在の赴任校)を探してくれました。
田舎なので、そんなに地域の先生の数は多くありません。
地域、教員や学校と行ったワードと合わせて先生の名前をネット検索すれば、何かしら引っかかるであろうとは思っていました。
でも何も分からなかったら思うと恐くて、何もしないまま数年。
主人が調べてくれて、「〇〇中学校にいるみたいだよ。今年から赴任して、教頭先生だって」と教えてくれたのが、9月の私の誕生日でした。
そういった内容の学校新聞が見つかったそうです。
これで、学校の住所にあてればお手紙を出せるのだという状態になりました。
しかし何も行動できず、2か月半経ちました。
動悸がします
手紙を書こうと考えると、胸が苦しくなります。
何を報告すれば良いのだろう、と。
こんな私になってしまったのですから。
便箋さえ用意することが出来ず、お店で選ぼうとするのですが、動悸がして買うに至っていません。
この週末に、主人に一緒に選んでもらえたら、背中を押してもらえるかなと思っています。
いい加減、お手紙を書いてしまいたいと思います。
連絡をくれなかったこと。
そのために、つらいときに相談に乗ってもらえなかったこと。
恨み言を書いてしまいそうになります。
今でも先生は憧れの人、尊敬する人ですが、憎む気持ちが無いわけではないのです。
でもそれはやめた方が良いですよね。
大学入学までサポートしてもらったのに先生になれなかったことと、今の生活。
これを、短い手紙に出来たらと思います。
今年中に、お手紙出せたら良いなと思います…。
今さら迷惑でしょうか。
こわい…。