地元の梅の花
スマートフォンのアリスちゃんの画像を色々と見ていたら、何年か前に撮った地元の梅の花の写真が出てきました。
私の実家集落は梅を栽培していた家が多いので、集落の中には梅がたくさん咲きます。
今でもやっている家はかなり減りましたが、それでも、主がいなくなっても花は変わらず咲きます。
拝読している方々のブログに梅の花がちょくちょく登場するようになり、実家周辺も咲いているのかな?と思いました。
知らんがな
5月から6月にかけては梅取りの季節で、実家にいたころは毎年手伝っていました。
収穫して、選果して袋詰めして、グリーンセンターという農産品を置いてくれる施設に持って行く。
古くなったものがあれば引き取り、残りの量を見て新たに陳列。
実家の梅は南高のようなブランド梅ではないのですが、出来のいい年はとても奇麗でかわいい梅が出来ます。
もう何年も前ですが、陳列を手伝っていたらお客のおばさんに「これは南高?」と聞かれました。「違います」と答えると「南高はどこにあるの?」と。
生産者は自分のところの野菜を出したり下げたりする責任しかないし、何か説明するとしたら自分のところの野菜についてです。
店員さんと勘違いしたような質問をしてくる人がたまにが居て、しかも他の農家さんのものを紹介しろ、場所を教えろって。
知らんがなって感じです。
そのときにちょうど並べていた梅は出来がいい可愛いコたちだったので、見せて勧めたのですが「ふーん」って言われました。
別の農家さんの、そばかすのある値段が倍の南高を選んでいきましたけど。
確かに南高は皮が薄くて果肉がたっぷりの品種とか言われるけれど、そんなの個体差があります。
そばかすがあったらゴワゴワした食感になっちゃうでしょ。
何を作ろうとしたか知りませんが、目利きも大事ですよーと思った記憶があります。
このあたりでは見ない
梅の花の話だったのに、梅の実がなる初夏の話に飛んでしまいました。
1つ思い出すと記憶が数珠つなぎに出てきて、とくに嫌な記憶だと止まらなくなるのが良くないですね。
嫌な記憶にしても良い記憶にしても、こうして数珠つなぎにメモリーが呼び出されるのは女性脳の特徴らしいですよ。
最近、本で読んで学びました。
閑話休題。
今住んでいる地域では、桜の木は見かけますが、梅はあまり無いみたいです。
季節を感じられる植物があるのって良いことだなと、そういったものが少ない地域に住んで気づきました。