道を間違え、渋滞し
箱根から帰って来て1週間。
疲れていたり、いろいろ予定があったりしてなかなか旅行記をまとめられずにいました。
満を持して? 今日は、初日に行った彫刻の森美術館について書きます。
朝10時に愛知県の実家を出発し、箱根に向かいました。
高速に乗ったまでは良かったのですが、降り損ねてしまい、「まあ次のICでも大丈夫~」と言っていたら、そこまでの区間が渋滞…。
結局予定よりも1時間ほど遅く箱根につきました。
ホテルにチェックインしてから箱根の森美術館に行こうと思っていたのですが、時間が無くなってしまったのでホテルには到着時刻の変更を連絡し、直接向かうことにしました。
閉館時間の1時間半前に到着。
落ち着いて回ることを考えると、ギリギリの到着時間でした。
ちなみに大人入館料は1600円ですが、ネットに割引クーポンが出ていて1500円で入れました。
駐車場は少なめですが用意されていて、500円です。
彫刻の森美術館
有名な施設なので名前は知っていましたが、行くのは私も主人も初めて。
美術に疎い私たちが楽しめるか不安でしたが、絵画中心の室内美術館とは違い、大きな彫刻が屋外にあるのを巡るかたちで、楽しく見て回ることが出来ました。
こんな色鮮やかな彫刻や↓
何をしているのか、謎を呼ぶ彫刻↓。
この女性がしゃがんでいる彫刻に関して、写真の右上に見える日傘女子4人組がしばらく議論を交わしていました。
「これ絶対、お尻とどかな~いって言ってるよね」
「野グソしといて、誰か拭いて~って言ってるよね」
やっぱりそうなりますよね。
お尻に手が届かないってどういう状況? と思われるかもしれませんが、私も腰痛がひどいときはお尻に手が届かなくて、痛いのを我慢してフンっと伸ばして素早く拭いていました。(←誰得情報)
きっとこのレディも、腰痛なのです。
でも腰痛なら和式ではなく、洋式でした方が楽だと思います。
ピカソの女性関係
彫刻の森美術館には、立派な「ピカソ館」というものがあります。
ピカソは絵画だけでなく様々なかたちの作品を残しており、彫刻や皿に絵付けしたものといった立体物の作品もあります。
それらをメインに展示し、映像や展示物も併せて、ピカソの経歴なども紹介している場所です。
私たち夫婦、思いのほかこちらでゆっくり時間を使ってしまいまして。
作品も見て回りましたが、私たちが見入ってしまったのはピカソの経歴です。
ピカソの人生には7人の女性が登場します。
恋人によって、作風は大きく変わったそうです。
2人の女性と結婚し、始めに結婚した女性と、結婚はしなかった恋人2人、合わせて3人の女性との間に4人子どもをもうけました。
2度目の結婚は、ピカソなんと80歳の時。
その女性との間には、子どもはいません。
1973年に、91歳で亡くなっています。
好きとか嫌いとか関係なく、きっと日本で「知っている芸術家は?」と聞いたら、ピカソと答える人が1番多いのではないでしょうか?
特に、まだあまり知識のない小学生くらいの子に聞いたら、ピカソの知名度ってNO.1じゃないですかね?
私も、詳しい作品のことは分からない幼いころから、ピカソという名前だけは知っていました。
そんな誰もが知るピカソですが、亡くなったのはわずか50年前なんですね。
けっこう、最近の人!
私や主人は生まれていませんが、親世代の人たちはピカソと同じ時代を生きていて、ピカソが亡くなったなんてニュースもきっと聞いていたはずなので、そう思うとビックリです。
ちなみにピカソの4人の子どもたち、お2人はまだご存命です。
このピカソ館に展示されている作品は、もう亡くなられていますが2人目の子どもであるマヤ氏から、直接買い付けたものを展示しているそうです。
マヤ氏は結婚した女性の子どもではなく、恋人の子どもです。
ここに売った作品だけで、いくらになったんでしょうか…。
作品よりも、女性遍歴や人となり、作品の値段に興味津々の下世話夫婦です。
時間がおしてしまったので、急いで次に向かいました。
※ピカソ館内は写真撮影が禁止でした
高所恐怖症の方は注意!
ピカソ館からは出て、屋外展示に戻ります。
こちらには、見るだけでなく、作品そのものの中に入れる展示物もありました。
まずは、ちびっこ限定ですが、コチラ。
カラフルなネットで作られた作品。
外観は、木を組み合わせたドームのようになっています。
こちらのネットで遊べるのは小学生まで。
平日の夕方に行ったので、ちょうどちびっ子が遊んでいない時間に観ることが出来ました。
カメラの明るさを明るめに設定し、奇麗な1枚が撮れました。
そして私が、軽い気持ちで立ち入ってしまったことを後悔した作品がコチラ。
お洒落にぼかした写真を撮ったつもりだったのですが、後になって確認するとそうでもなかった…。
ただのピンボケ写真のようになっていました。
こちらは外側の壁がステンドグラスで、中にある螺旋階段を登って、上から箱根を見渡すことが出来る塔です。
もちろん登ったんですけれど、降りるのがかなり怖かったです(><)
上に行くほどヤバいな~と思ったのですが、一方通行で引き返すことが出来ず、なんとか頂上までたどり着きました。
が、帰り道の恐ろしさよ!!
私、高所恐怖症です。
でも、すべてがダメな訳でなく、例えば高層ビルから下の景色を見下ろすなんて言うのは割と平気なのです。
ですが、高い建造物から下を見るのは平気でも、1mほどの脚立のてっぺんに立つことが出来ません。
ジャングルジムなんかも怖いです。
要は、自分のミス(バランスを崩したり、足が滑ったり)でケガをするような場所が怖いんです。
この塔は階段スカスカで、踏み外したらと思うと…。
塔の下まで落下してしまうような隙間はありませんでしたが、下が見える高所でこけるとか、怖すぎます。
ひぃひぃ言いながら、主人に笑われながらゆっくり降りたのですが、途中でうしろからぴょんぴょんと元気に降りてきた外国人キッズに追いつかれてしまいました。
残り3分の1ほどだったので、大人の意地として、何事もないようなペースで頑張ってスタスタと降りました。
あー、怖かったです。
なんかもう、この塔のせいで、他にもいろいろ見たはずなのに全部持ってかれた感じです。
でもこの塔の近く、無料の足湯がありました。
結構熱めのお湯で、気持ち良かったですよ!
ちなみに、この塔の写真が使われたジグソーパズルが売られていたので、買ってしまいました。
現在、主人と一緒に作成中です。
以上、箱根彫刻の森美術館リポートでした。
次回は、ロープウェイを使って行った大涌谷、そして芦ノ湖の海賊船のお話などを書きたいと思います!
sentimentalover.hatenablog.com
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