ヴェネチアン・グラスの美術館
箱根旅行記の最終章です。
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今回は最終日に立ち寄った「箱根ガラスの森美術館」について書きたいと思います。
こちらは私たちが宿泊した仙石原のお宿から、車ですぐでした。
ヴェネチアン・グラス専門の美術館です。
入館料は通常1800円ですが、ネットに日付指定券というのがあり、そちらだと1500円になります。
またガラスの森美術館では「サンドブラスト体験」や「フュージング体験」というものができ、そちらとセットのチケットもネットでお安く取ることが出来ます。
私たちは「フュージング体験」も付いたチケットを購入しました。
フュージング体験とは何なのかについては、のちほど^^
ちなみに、美術館にはすぐ隣に有料(300円だったかな?)の駐車場がありましたが、少し歩くだけのところに無料駐車場があります。
そちらでも十分近いと思うので、無料駐車場がおすすめです。
では、鮮やかで繊細なガラスの世界へ~♪
可愛いお庭とガラス作品
敷地内に入ると、メルヘンな世界が!
空が曇っているのが、写真映えとしては少し残念。
敷地内、緑がたくさんですが、本物の植物かと思いきやお庭にもガラス作品がありました。
赤いバラだけでなく、青、水色、オレンジ、白…と。
いろんな色のガラスのバラが咲いていました。
私たちが訪れたのは9月中旬だったので、本物のコスモスも咲いていましたよ。
では館内のガラス作品も少しご紹介。
こちらをはじめ、たくさん展示されていたのが「ゴブレット」。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」というのがありますが、はて、ゴブレットとはなんだっけと検索。
簡単に言うと、杯(さかずき)のことだそうです。
ワイングラスほど脚が長くなく、グラスの直径も広め。
なので飲み物用だけでなく、デザートグラスとしても使用できますね~、だそうです。
上の写真は「蓋つきゴブレット」。
何故が、蓋のあるゴブレットが多く展示されていました。
当時は保存容器の役割でもあったのでしょうか?
こちらの美術館は、作品の展示だけでなく販売もしていました。
数百円のリーズナブルなお土産ものから、ひょえ~という金額の作品まで。
私たちが訪れている間にも、とっっっても高価な作品を中国人の男性が購入していきました。
何をなさっている人だったんでしょうか( ゚Д゚)
フュージング体験
ひと通り見学した後、私たちは予約していた「フュージング体験」へ。
フュージング体験とは、ガラス板の上に細かなカラーガラスを配置し、それを焼き上げてもらってアクセサリーなどを作る体験です。
まず、作りたいもの(ピアスや指輪、マグネットなど)を選び、次にガラス部分の形(円形や長方形など)を選びます。
そして用意してくれているキットの中から、好きな色味のガラスパーツが入ったものを選びます。
作品作りは簡単で、土台となるガラス板の上に、細かいガラスを好きなように配置するだけです。
80分ほどで焼き上げてくれるので、当日中に受け取ることが出来ます。(有料で配送もアリ)。
私たちがどんなものを作ったかは、あとでご紹介!
もうひとつの「サンドブラスト体験」は、詳しくは分かりませんが、グラスなどに白く模様を描く体験のようです。
そちらの体験工房の近くにも行きましたが、動物や植物などの絵柄が用意されていて、すべてフリーハンドで絵を描くというわけでは無さそうでした。
不器用さんでも安心ですね!
サンドブラスト体験、フュージング体験、どちらも予約が必要ですが、空きがあれば当日でも体験できるようです。
当日料金でのフュージング体験は、2000円~だったかな?
ピアノ生演奏のレストランカフェ
作品を焼き上げてもらっている間、敷地内にあるレストランカフェで休憩しました。
パスタなどのお食事メニューもありました。
全体的にちょっとお高めでしたが、モンブラン美味しかったです!
そしてこちらでは、1時間おきにピアノの生演奏が行われていました。
約15分間くらいですかね。
この日は平日で入館者もそれほど多くは無かったのですが、ちょうどお昼時だったので入店するのには少し並びました。
テラス席も用意されているのですが、この日は暑い上に不安定なお天気だったので、みんな店内利用を希望したのもあるかも知れません。
ですが、ちょうど演奏している時間に利用することが出来ました。
冷房が効きすぎなのがつらかったですが、優雅なひとときでした。
完成品とご対面
ではでは。
最後まで引っ張りましたが、私たちの作品はこんな感じです。
2人とも「台形」を選んだので、こういった形になりました。
「円形」ならこの3分の2ほどの大きさの丸いものが、「長方形」を選んだらもう少し細長いものができたと思います。
「やわらかめ」と「かため」も選ぶことが出来て、こちらは2つともやわらかめです。
やわらかめだと、このようにガラスの粒がつるんとした形になります。
かためだと、粒の結晶が少し残って、凸凹のある焼き上がりになります。
製作時間は5分とかからず簡単でしたが、イメージした通りのものを作るのは難しいですね。
私の方は色の薄いガラス粒がかなり透明になってしまい、色の濃いガラス粒のバランスがイメージしていたものとは少し違いました。
でも大変気に入りました。世界にひとつ!
主人は満足しているようでした。
でもネクタイをする機会、少ないんですよね…。
ネットの評判に「何度も訪れたくなる」と書いてありましたが、確かにまた来たいと思いましたね。
そのたびに何か、自分へのお土産も制作したいです。
次は指輪を作ってみようかな、でもピアスも可愛いななんて考えています。
男性の方は、ネクタイピン以外にはキーホルダー、マグネット、スプーンやフォークなんかも選べましたよ。
スプーン、フォークは、作ったガラス作品が柄の一番上のところにチョコンとつく感じになるようです。
サンドブラスト体験のほうをやって、オリジナルグラスを作るのも良いかもしれませんね。
3回にわたってまとめた「箱根旅行記」、以上になります。
気が向いたら、宿泊したホテルの口コミ記事も書くかも?いや書かないかも?
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