ネガティブ主婦の一喜一憂ブログ

基本ネガティブですが、希望をもって生きてます。いろいろと持病がありますが、最低限のお薬でそこそこの状態を保って暮らしています。動揺しやすく繊細気質な私の、病気や日々の生活の一喜一憂を綴るブログです。たまに可愛いワンコ登場☆

【益田ミリ】旅から感じること、考えること

旅行エッセイ

益田ミリさんの『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』を読了。

益田ミリさんはイラストレーターで、エッセイや漫画なども書いている方です。

 

以前に『美しいものを見に行くツアーひとり参加』というエッセイを読んで面白かったので、今回の本も読んでみようと思いました。

 

『美しいものを〜』の方は世界旅行で、すべてツアーなのですが、今回のはタイトルの通り日本国内での旅行で、ミリさんのオリジナルプランです。

 

私は飛行機が怖くて海外にも沖縄にも行ったことがないのですが、行ったことのない場所に旅行してみたいという気持ちはとても強いです。

 

学生の頃まではあまり旅行に興味がなく、わざわざ遠くにお金払って行かなくても…と思っていました。

 

誰と行くかが大事だと思っていて、それなら遠くに行かなくても、例えば大学時代なら家で飲み明かしたりすれば十分に楽しかった。

 

温泉とかに行くのなら、遠くの温泉宿に行かなくても、日帰りで行ける温泉が近くのあるのだし…と思っていました。

 

その後病気になり、旅行なんてとてもじゃないけどつらくて出来なかったのですが、回復して来るにつれて、旅行というものの素晴らしさを感じるようになりました。

 

なんというか、人生って1度きりで、健康に旅ができるのも期限があるのだよなということを、じんわりと感じるようになったんですよね。

 

旅のお供はいつも主人です。

イライラすることもあるけれど、頼りになるし、手続きや運転はすべてやってくれるし、私の体調も分かってくれているし、気を使わなくて良い1番のパートナーです。

 

そんな主人と一緒に、いろんな場所に行って、いろんなものを見たいと、年々強く感じるようになりました。

 

実際はそう何回も旅行に行っていられないので、世界の絶景の写真集だとか、今回のようなエッセイを読むことで、この気持ちを満たすようになりました。

名前を知らなくても
このイラスト見たことあるのでは?

 

エッセイの感想

前置きが長くなりました。

本を読んだ感想を、少し書きたいと思います。

 

まずこの本は、無理をしていないところが良いです。

 

はじめの頃は、「名物を食べないと!」とか、「現地の人と交流をした方が!」と考えていたというミリさん。

でもそれは自分に向いていないと気づき、デパートのお惣菜を買ってホテルの部屋で夕食をとるようになります。

 

他人と無理に交流するのも好きではなく、自分のペースで旅を楽しみます。

 

「コレがこの観光地のベストプラン!」みたいなエッセイではなく、もっとこうすれば良かったとか、大したことなかったとか、ちょっと嫌な経験をしたといったことも正直に書かれています。

 

ミリさんの考え方は、「私も同じ!」と思うものと、「これは全然共感できないなぁ」と思うものと、どちらもありました。

 

でも意見が同じでも違っても、そのトピックについて気にしたり考えたりするということ自体が、同じ感性でものを感じるということなのだと思います。

 

人間性の合わない人と会話をしていると、自分にとってはすごくこだわる話なのに、「ふーん」「へー、そうなんだー」と流されてしまうことあるじゃないですか。

 

意見は違うこともあるけれど、同じ話題について語り合える人と言うのが、一緒に居て本当に面白い相手ですよね。

 

何でも「あー分かるぅ」って会話をするのが女子トークでしょ、みたいに馬鹿にされることってあると思うのだけれど、私はそういう返事ばかりする人ってあんまり魅力を感じません。

 

何でも「分かるぅ」でもなく、「全然気にしたことないし」でもなく。

全く意見が合わないようでは辛いけれど、あなたはそうなんだね、面白いねと認められる範囲の個性で。

 

ミリさんは、嬉しいことやモヤモヤを感じるポイントや、こだわってしまう出来事が私と似ているかなと勝手ながら思い、そういった愉しさを感じる本でした。

 

漢方薬のような?

益田ミリさんの作品を初めて読んだのは、エッセイではなく漫画でした。

 

タイトルを忘れてしまいましたが、『週刊文春』に掲載されている漫画です。

数年前なのですが、今も連載は続いているのでしょうか。

 

それを読んだときの正直な感想は、「毒にも薬にもならない」でした。(すみません)。

 

電子雑誌読み放題のサブスクを始めたことで文春が読めるようになり、週刊誌には興味がなかったのですが、いろんな著名人のエッセイが豊富なので読み始めたのです。

 

今でもサブスクは契約していていくつかの雑誌を読んでいますが、文春は読むのをやめました。

理由は、エッセイを書いている著名人の中の数人を、嫌だな〜と思い始めてしまったからです。

 

自慢が透けて見えたり、贔屓にしている関係の人の悪事には優しく、媚を売る必要のない人がやった大して悪くないことには鬼の首を取ったように辛口で。

コロナ禍も重なり、そういったときの過ごし方や考え方に嫌悪感を感じた人も居ます。

 

そんな感じで読むのをやめた文春ですが、ミリさんの漫画はまったりほっこり。

ただ、ちょっとしたホロリを感じることはありましたが、強く揺さぶられるようなことはありませんでした。

 

そして、文春を読まなくなってからは、ミリさんのことは忘れていました。

 

しかし偶然『美しいものを〜』のエッセイを読み、この人良いじゃない!と感じて、その後数冊のエッセイとコミックを読み、今に至ります。

 

文春でちょっとだけ読んだ漫画にはあまりグッと来なかったけれど、その後読んだ『すーちゃん』シリーズなどはとても良かったです。

 

さきほど毒にも薬にもならないと書きましたが、確かに西洋医学のような強いお薬ではないかも知れません。

でも読み終わってこうやって考えたり、じんわりと漢方薬くらいの効き目なのかなと思いました。

 

それと、今回読んだ『47都道府県〜』の書かれた期間は、2000年代の中ごろ、ミリさんが30代半ばのころです。

今の私とちょうど同年代です。

 

ミリさんは立派に仕事をしていている独身だし、私とは全く違う環境を生きているのだけれど。

同年代の女性ということで、やっぱりそういうこと考えたりするんだなぁというのがたくさんありました。

 

初めて使う言葉を書きたいと思います!

なかなかエモかったです…。

 

【名探偵・私】真相解明し落胆

引き落としの謎

体調が悪くて、数日間ダラダラしていました。

 

頭痛や気持ち悪さがあったり、歯が痛いと思ったら詰め物にひびが入っていて作り直したり、悔しいなと思うことがあってちょっと引きずったり。

 

でも、歯医者さんはまだ通い中ですが、だんだん回復してきました。

 

なのに!

今朝ちょっとショックなことが判明しまして。

 

メルペイの支払い履歴を眺めていたら、11月に身に覚えのない場所での支払いがありました。

立て続けに2件、同時刻に。

 

120円と110円というとても少額なのですが、気になり調べることに。

久々の名探偵・私の出動です。

 

良かったら皆さんもご一緒に、どういうことなのかお考え下さい(*^^)v

 

ホームズより早く解けるかな

 

行ったことのないブックオフ

メルペイの支払い履歴には、ブックオフ高田馬場北店とありました。

 

私、ブックオフにはいろんな店舗にしょっちゅう行きますが、高田馬場には行ったことがありません。

高田馬場は、ブックオフはもちろん、周辺に行ったことすらありません。

 

そこでまず調べたのは手帳。

引き落としがあった日に、自分は何をしていたかを思い出すことにしました。

 

その日は日曜日で、主人と二人で都内のアジア料理屋さんに行っていることが分かりました。

このとき行ったのは少し久しぶりでしたが、以前は頻繁に行っていました。

 

そしてその近くに、ブックオフがあります。

確かこの日も、そのブックオフには寄って本を買った記憶があり、たぶんメルペイで支払ったのだと思います。

 

きっとお店のレジの間違いで、○○店のところが別の店舗になってしまっているのだなと思いました。

どういう間違いでそうなるのかは知りませんが、ひとまずブックオフで自分がお金を払ったらしいことはわかって一安心です。

 

払うはずのない金額

しかし問題が残りました。

支払金額、120円と110円です。

 

この店舗はアプリで「お気に入り店」に登録しているので、月に2回100円引きクーポンが配信されます。

 

以前はクーポンなど関係ないタイミングでもばんばん本を購入していたのですが、積読が酷い状態になってしまったので、今はどうしても買っておきたい本以外はクーポンのあるタイミングに安く買えるだけにしようと決めています。

 

ブックオフで売られている1番安い価格は、110円。

マンガや文庫本の1番安い価格が110円になります。

クーポンを使えば、なんと10円!

 

単行本は1番安いもので220円です。

クーポンを使うと120円になります。

 

私の支払い履歴の120円は、220円の本をクーポンを使って買ったのだと思います。

 

ではその直後の110円は?

主人と一緒に行ったので、主人のクーポンを使わせてもらって、自分の欲しい本をもう1冊買った記憶があります。

 

主人のクーポンを使用して、支払いはコチラでと言って私のメルペイで支払ったのでしょう。

 

しかし110円。

 

つまり、そうです。

レジの方のミスで、クーポンが適用されずに満額支払って気づかずに帰って来てしまったということです。

 

2か月以上たって気づきました。

その場で気付けば、お会計し直してもらえたのに。

 

嗚呼、私の馬鹿。

 

クーポン使わなきゃ本買わないって決めてるのに。

10円で済むところを、110円払ってしまったよ。(←超貧乏性)。

 

真相に気づき、落胆。

 

ちなみにこのとき買った110円の本は、ずいぶん前に話題になった『フランス人は10着しか服を持たない』でした…。

 

影響されやすい私

『フランス人は~』はすでに読み終えていて、積読にはなっていません。

それがひとまず救いです。

 

なんだかすぐに読みたい気分で、買ってすぐ読み始めたんですよね。

 

で、内容は私の生活に活きているか。

 

この本、タイトルだけ見ると「断捨離」「ミニマリスト」といった内容の本に思えますが、それだけではなく、人生全てにおいて上質で高尚なお気に入りの物の中で暮らしましょうと言った感じの本です。

 

カルフォルニアの学生だった著者が、フランスに留学した際のホームステイ先のマダムから受けた影響を綴った本です。

 

私は本を読んですぐ、ワードローブを一新! とか言った行動はしませんでしたが、フレンチシックなファッションや生活には興味を持ちました。

 

電子書籍で雑誌読み放題のサブスクを利用しているんですが、今までスルーしてきたフレンチ系のファッション雑誌、ダウンロードして読んじゃいましたから(笑)

ちょうど先月、アニエスベーのリュックを買ったのですが、アニエスのインタビューが載っている雑誌が目に留まったので、それを読みました。

 

でもでも、「フランス女性たちの本音!」みたいな調査ページがあり、そこに「フランス人は10着しか服を持たない」は嘘!? と書かれていました。

 

読んでみると…

パリの女性たちはファッションの街だけあってお洒落が大好なの!

家のクローゼットだけじゃ入りきらなくて、トランクルームを借りている人もいるくらいよ!

ですってよー( ^o^ )!

 

本の著者がお世話になったマダムが、たまたまミニマリストだっただけのようです。

 

なにが本当なんだかわからないですね~。

 

ひとまず、謎の引き落としは解明されましたが、クーポンなしでもその本を買う価値があったかどうかは…、どうでしょう。

 

ま、読書としては楽しんだし、フレンチシックなファッションにハマりつつあるから、いっか!!

 

雑誌のフランス女性たちによると
「ボーダーのTシャツにベレー帽なんて、
それはパリジェンヌじゃなくて観光客よ!」
だそうです……。

愛が憎しみに変わるとき?

そもそも愛情を感じるときとは?

「愛が憎しみに変わるとき」というタイトルを付けて、何だかどろどろした恐ろしい記事に思われてしまいそうだったので、「?」を付けてみました。

ちょっとはフランクになったでしょうか。

 

脳科学者の中野信子さん、心理学者の澤田匡人さんが書かれた本を読んでいます。

 

まだ途中なのですが、これはしっかり心に刻んでおこうという内容がありました。

 

まず、私たちが「愛情」とみなしているものは何なのか。

 

愛情とは、自分の感情が崩れたときに、他者がどうケアしてくれたかという経験に基づいて理解されます。

 

そうそう、そうなのだよ。

つまりピンチの時に手を差し伸べてくれた人。

 

そういう時に、面倒だなって逃げていく人と、親身に寄り添ってくれる人。

 

こうした関係の中でで、他者が自分の思うように動いてくれなかったときに生じる感情の一つが嫉妬です。

嫉妬は、自分を必要なときにケアしてくれないことを感知することで生じる感情とも言えますから、まったく嫉妬をしないというのは、その相手との関係が重要ではないと考えていると同義です。

 

そういうことなんだよ。

 

だって、「そこそこ仲良いかな~。でも相談とかはしたことないな~」くらいの距離の友人が、困ったときに助けてくれなくても「恨む」というほどの強い気持ちは生じないもの。

まぁそんなもんだよね、と、どこか納得できる。

 

でも信頼して頼って、逆の立場だったら私絶対あなたのために何とかしてあげたいと思うよって相手が手のひら返した時。

言い表せないほどの大きなショック。

 

というか、私を統合失調症にまで追い込んだもの、そして今も苦しんだりするものって、すべてこの感情じゃないか!

 

私の苦しみのほとんどは、「可愛さ余って憎さ百倍」から出来ていたのね!

 

 

嫉妬を恨みに変えないためには

この本では、嫉妬を恨みに変えないために(恨みの方が大きな憎悪)、相手と話し合って、今後の関係について考える機会にすると良いと説いています。

 

そうか。

私は、裏切られたと思う悲しみと苦しみのあまり、話し合いなんてものが出来ていなかったのだなと。

 

私がそういう時にしてしまうことは「要求」。

私こんな具合だから、こうして欲しい。こうしてもらえると嬉しい。

 

そしてそれに応えもらえなかったときに、相手からの愛情が無いことを知って、心が傷を負ってしまったわけだね。

 

まあ、相手からの返事も「話し合い」ではなく「悪口」や「一方的なお説教」、そして「無視」だったけれどね。

 

場合によっては、別れることが最良の選択となるかもしれません。

 

「別れる」なんて、交際相手との関係性の中だけだと思っていたけれど、パートナーじゃなく友人だって恩師だって、「別れる」という選択に進むことがあるのだと、ピンと来ていませんでした。

 

そうか、「別れる」って、いろんな相手との間にあることなんだな。

 

そして、話し合いにならない相手に嫉妬しているのであれば、その相手とはそもそも関係が築けていない。

関係を築けていない相手に何かを期待するのは、無理なこと。

 

なんかちょっと、すとんと心に落ちる内容でした。

 

次に進むチャンス

最後に、この章はこう結んでいます。

 

嫉妬は、他人が自分の期待に沿ってくれなかったことを自分に知らせてくれるシグナルに過ぎません。

嫉妬をこじらせて恨みに変えるのも、嫉妬から関係を見つめ直すチャンスとするのも、それは私たちが抱える感情とのつき合い方ひとつで決まるのです。

 

私にとっては、いろんな人たちとの関りが病気になるほどの大きな出来事でした。

 

病気とは一生付き合って行かなくてはいけなくなってしまったし、人生の波の中でまた悲しく思い出したり恨んだりすると思います。

 

でもこの本の内容を思い出すと、深く深く落ちていきそうな気持ちが、一旦立ち止まるような感覚になりました。

 

これまで、自分の抱える負の感情をどうにかしようと、いろんな本を読んできました。

 

でもそれは、カウンセリング寄りの、セラピーのようなものが多かったです。

 

この本は心理学だけでなく、脳科学の面からも「恨み」とそれに関わる感情を紐解いています。

そこが、これまで読んできた本とはまた違って、なるほどと思えるところでした。

 

少し景色が変わった感覚があります。

ひとます、最後まで読んで、感情の整理をしてみたいと思います。

 

 

参考文献:『正しい恨みの晴らし方 科学で読み解くネガティブ感情』

     中野信子+澤田匡人 (ポプラ新書)

 

 

 

やさしくまるごと中学英語

次の勉強は英語

ブックオフで330円で見つけた、学研の英語のテキスト。

 

定価は2100円+税。

 

塾の月謝の10分の1?
中学生の塾って月に2万円もするんですか!?

 

メルカリで調べてみましたが、書き込みのないものは1000円くらいで取引されています。

なかなか人気のある本と言うことですね。

 

こちらを使って、中学英語の学び直しをしています。

 

先日までの日本語検定は「2級」と、社会人レベルで頑張ったわけですが、英語は中学レベル。

 

中3のときに英検3級はとったので、一応そのくらいの英語は分かっていたはずですが、今は基礎的なことも抜けているので、ひとまずこのレベルからで良いのです。

 

1冊ちゃんと最後までやりたいと思います。

DSの「もっとえいご漬け」というソフトも、継続していますよ。

 

今の子どもたちとはスタートが違う

テキストの1番初めは、Be動詞からでした。

その後が一般動詞、そして命令文と来ました。

 

私の中学時代の英語の授業は、アルファベット大文字小文字をそれぞれ覚えるところから始まったので、ABCの書き取りとかから始まるのかな(笑)と思っていたのですが、違いました。

 

さすがにそこは端折ったのかなと思いましたが、主人から「今は小学校から英語やるもんねぇ」と言われ、そうだった!と気づきました。

今の中学1年生は、少し基礎を知っているところから始まるんですね。

 

でも文法を習う1番初めって、主語によってBe動詞を使い分けるっているところからだった気がするので、小学校では文法的なことはやってないってことですかね?

 

小学校は会話が中心なんでしょうか?

英語を使ったゲームをしたり、AETの先生がやってくれたような内容なのかな?

 

自分も病気にならなかったら地元の小学校に勤めていたので、どんなこと教えたらいいのか頭を悩ませていたのでしょうか。

 

でもまぁ、英語はなんとかなったかな。

レクリエーションのような英語なら、いろいろ案が出せたかなと思います。

 

体育での「ダンス」とか、「プログラミング」とか、あとコロナ禍になって急速に進んだタブレットを使っての授業。

これは大変だったと思います。

 

病気の気配が全くなければ、「大変だ」「難しい」と言いながらも頑張っていたかも知れませんが、症状が出ているのに無理をして働いていたら、絶望的な気分だったと思います。

 

いけませんね。

「勉強」とか「学校」という話題が出るといつも、「そんなこと教えられただろうか、不安…」「教員の負担になるような新制度は簡単に持ち込まないで欲しい」という考えに陥ってしまいます。

 

もう、教える必要ないのに。未だに考えると怖いんです。

 

閑話休題

 

本なんて読めるかな

学研のテキスト、えいご漬けの他にも、今もうひとつ英語を学んでいます。

 

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』って、みなさん知っていますか?

私が多分中学生くらいのときにちょっと話題になった本だと思うので、もう20年以上前ですかね?

 

普段読書なんてしないのに話題になった本だけ買ってくる母が、案の定買って来て、読んだらどうかと言われた本です。

母が先に呼んだかは不明。

 

これが実家に眠っていたので持って帰って来て、読み直しているんですよ。

 

私の記憶では、子どものときは読むの諦めたんだと思うんですよね。

今読んでいても、「何が世界一簡単じゃい!」と言う感じで、いささか理屈っぽい。

 

何度も繰り返し読むのが必要だとの教えなので、途中に出て来た短めの英語の物語を、繰り返し読んでいてなかなか先に進めない状態です。

 

この本でつけたい力は、「英語の本を読めるようになること」だそう。

 

私の大好きな作家の道尾秀介さんが、Twitterで、読了した海外のミステリー(英語)をアップしていて、「すごく面白かった、訳したいな~」みたいなことを呟いていました。

 

訳すかはともかく、私もそんなふうに英語の小説を味わえたらカッコいいなぁと思います。

 

中学英語やってるうちは、夢のまた夢ですけどね。

でも、継続します!

 

「びっくりした!」に含まれる批判の気持ち

エッセイ

ジェーン・スーさんのエッセイを読みました。

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』という、ちょっと前の本です。

 

スーさんはラジオを聴くようになって知り、ブックオフで見つけたので買ってみました。

 

印象的だったお話がありまして、ひとつ紹介したいです。

 

帯ははずして撮れば良かった…

 

嫁が~でびっくりした!

スーさんがお茶をしていたら近くの席に姑3人組が来て、こんなお話をしていたそうです。

 

「息子が出張から帰ってきても、冷蔵庫になにも入っていないんですって! びっくりしちゃった!」と。

 

ここでスーさんが言うのは、びっくりという言葉の言外の意味について。

 

例えば、思いもよらない場所で知り合いに会ったからびっくりした、と言えば、これは単なる驚きの表現です。

 

しかし前者(姑)の言う「びっくり」には、言外から批判の気持ちが溢れていますよね。

「夫(私の可愛い息子)のための食事を用意しておかない嫁なんて!」という批判。

 

こういった「びっくりした」「驚いた」の使用方法を、スーさんは「びっくりの脱法使用」と名付けていました。

 

ちゃんと言えばいいのに

エッセイの中でスーさんは、「~~を不満に思う」とかはっきり言えば、「それは嫌だね」と言ったまっすぐな共感が帰って来て、その共感によって自分の不満が癒されるのにと言ったようなことを書いています。

 

「お嫁さんだって働いているんでしょ? あなたの息子だって大人なんだから自分で食べるものくらいなんとかできるじゃない」とたしなめられるかも知れないし、「まぁいくつになっても息子の健康は心配よね」といった言葉をもらって、いくらか溜飲が下がるかも知れない。

 

「びっくりしたわ」「それは驚いちゃうわね」なんて言い合うより、よっぽど有機的なやり取りが出来る。

 

私もこの意見に同意です。

 

この姑たちは、自分たちが小言を言う心の狭い姑ではないように振る舞うため、びっくりの脱法使用をしているんですね。

 

はっきり言わないマナー

ですがスーさん自身、周囲の人から「あなたはものをはっきり言い過ぎる」というお叱りを受けたこともあるそうです。

 

マイナスな感情をそのまま相手にぶつけるのは不躾、マナー違反という考えは確かにありますよね。

 

横澤夏子さんのネタで、「悪口言う人ってホントやだよね~。○○さんとか、チョ~悪口言うじゃん? ねぇ~、ホントやだ!」と言った感じのを見たことがあります。

あなたのそれは? って感じで、面白いですよね。

 

ちょっと話がそれました…。

 

私は、陰で悪く言うのが全て薄っぺらい悪口だとは思いません。

 

許せないものを見たら怒りを感じるし、そういった言動をした人のことを誰かに聞いて欲しくなる。「それはおかしいね」と共感してもらえたら、癒されるし安心します。

 

同じ獲物を悪く思う安心ではなく、自分の信じる感覚と同じものを持っている人が居ることの安心です。

 

でも、明確な非難や傷付いた気持ちをあらわにすることは、それを良しとしない人にとってはとても野蛮なことらしいです。

 

スーさんも、この塩梅が難しいと書いています。

 

そうか……。

 

でもまぁ、「びっくり」って表現すれば悪口じゃないでしょと思っているなら、それは違うと思うんですけどね。

 

本当に嫌なことがあったなら、「びっくりちゃった」ではなく、「こんな嫌なことがあった」と伝えてくれる人の方が、私は話をしたいです。

侍のイタリアン

またもや主人の会社の方へ

先日、再び主人の会社のある街に行ってきました。

待ち合わせてランチを食べるために。

 

前回は食べたかったイタリアンのお店がお休みだったので、今度こそ!と願いながら行ってきました。

 

ネットの情報によると、現在シェフはキッチンとホールをひとりでやっているらしく、提供に時間がかかってしまうかも知れませんがご理解くださいとの文言が出ておりました。

 

凄く混んでいたらどうしようというよりも、お客さんが途切れたら早めに閉めてしまうようだったので、それが心配でした。

主人のお昼休憩は13:00~なのです。

 

 

早めに着いて様子を見る

早めに駅に着いた私。

グーグルマップと前回来た時の記憶を頼りに、お目当てのイタリアンの場所を探しました。

 

因みに、前回来たときにイタリアンに入れなくて代わりに行った和食のお店は、この日は水道管の具合が悪いのでランチは臨時休業でした。

もう1店舗気になっていた、盛りの良いちょっと雑な感じのイタリアンがあったのですが、ここもこの日は定休日になっていました。

 

主人が普段から利用しているお店はいくつかありますが、みんな不定休だったり、ネタが切れたからと早く閉めてしまうこともあるお店だったりで、行ったから入れるとは限らない…。

 

もし目当てのイタリアンに入れないと、他所にもあるようなチェーン店でのランチになってしまうかもと不安に。

チェーン店も普段は好きですが、電車賃を使って待ち合わせをしてのランチですから、やはりその街で主人が気に入っているところに入りたいですよね。

 

そして…。

お目当てのイタリアンにたどり着くと、札は「OPEN」!。

こじんまりしたお店で、店内には1組だけお客さんが見えました。

 

主人のお昼休みにはまだ早い…。

不吉な予感がした私は、お店のドアの前で待つことにしました(*'ω'*)

 

侍が登場

もう少しで13:00というところで、お店のドアが開くと侍が出てきました。

服装はシェフ、でも長髪を後ろでひとつ結びして、濃いめのイケメン。

40代後半くらいでしょうか。

 

店内にいた最後のお客さんをお見送りし、お店の札を「CLOSED」にしようと出てきた模様。

 

私を見て「ん?」と侍。

突然の侍の登場に、挙動不審になる私。

 

私「えっと、あの、もう閉めちゃいますか?」

侍「おひとり?」

私「えっと、待ち合わせてて、もう5分くらいで来るんですけど…」

侍「入って待ってたら良いじゃない!(笑顔)」

 

主人に「急いできて!」とラインして、無事にお目当てのイタリアンを食べることが出来ました^^

 

私はアスパラとホタルイカのペペロンチーノ、主人は茄子とモッツァレラチーズのトマトソース。

サラダとアフタードリンクの着いたランチセットです。

 

侍の前では無粋なのではないかという遠慮で、お料理の写真は撮りませんでした^^;

 

とっても美味しかったです!!

 

ちょっとお高かったので毎回は行けないですが、素敵なお店でした。

周りを気にせずおしゃべりできるようになったら、そのときはディナーに行けたら良いなと思いました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

余談。

最近、近藤史恵さんの「ビストロ・パ・マル」シリーズを読んでいて、そちらに出てくるのはフレンチのシェフなのですが、今回の侍シェフを見たとき、その小説のシェフが出てきたのかと思いました。

「パ・マル」シリーズ、シェフの名推理にほっこりして、おススメの本です。

【喪失やトラウマを乗り越える】 過去の「もしも…」を考えるのは、必ずしもマイナスなことではない

読みかけの本

『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』という本を読んでいます。

今まで読んだ心理学的なもの、自己啓発的なものの中でも、役に立つと思える本の上位に入ると思います。

 

f:id:sentimentalover:20220217095623j:plain

著者は心理学者・セラピスト

 

こういった心のセラピー系の本は、今まで読み終わってもあまり身になった感じがしませんでした。

何と言うか、経験も無いのに名言を残したがるだけというか…。

 

そのため、これまで何冊も何冊もこう言った本を読んで、そしてすぐに内容を忘れていました。

(以前書いた「認知行動療法」の本はためになりました)。

 

しかし今回の本は、とても良い内容だと思います。

 

実験や研究、臨床的な経験に基づいて、セラピストである心理学者の人が書いた本です。

 

心の傷の種類を7つの章に分け、それぞれに対しての実例をあげて解説し、その傷への対処法を書いています。

 

私自身の心の傷は、この本で言う7つの傷のうち「大切なものを失ったとき ーー喪失やトラウマ」に該当するのではないかと思います。

 

自分にとってかけがえのないものだと信頼していた人間関係を失い、努力して掴んだ仕事を失い、健康を失いました。

 

このタイプの心の傷に関する手当ての方法として、「もしも」を考えるという方法が挙げられていました。

 

「もしも」を考える

「もしもあのときこうだったら…」と考えるのは、現実逃避のように思われるが、それは悪いことではないということ。

もしもを考えることで、その悲しい出来事が自分に起きた意味を掴み取ることができるかも知れないということです。

 

このとき考える「もしも」は、こうだったら良かったのに、ではなく、こうだったらもっと苦しいことになっていたかも…という、マイナスなもしもです。

 

本に書かれていた手当ての方法を、自分の経験で当てはめてみたいと思います。

 

1.もしあの出来事が起こらなかったら、あなたの人生はどんなふうに違っていましたか?

教員として地元に戻り、就職していた。

学生時代の友人と、変わらず友人関係を続けていた。

今の主人とは、別れたままだった。

主人と別れた後に付き合った元カレと、そのまま続いていたかも知れない。

アリスちゃんと出会わなかった。

 

2.もっと悪くなっていた可能性があるとすれば、どんな場合ですか?

教員になってから体調を崩し、無理をして働き続けるか、もっと酷い状態になっていた。

私が体調を崩して頼っていたら、遅かれ早かれ、元友人たちや元カレとの関係は悪くなっていて、さらにつらい思いをしていた。

教員を退職する手続きや片付けなど、大変なことをしなければいけなかった。

職場で倒れたり、ジサツ未遂を起こしていたかもしれない。

 

3.もっと悪い事態にならなかったのは、どういうことのおかげですか?

母が専業主婦で父は単身赴任だったので、母がひとり暮らしのアパートに2か月も来てくれ、看病してくれた。

帰ることのできる実家があって、ひとりにならずに済んだ。

主人に連絡をとったら、また会いに来てくれるようになった。

主人と1度別れていた期間に付き合っていた元カレは嫌な奴だったので、別れて良かった。

アリスちゃんが傍に居てくれた。

 

4.もっと悪い事態にならなかったことで、自分の人生はどれくらい良くなったと思いますか?

勤めた学校で騒ぎなどを起こさずに済んだ。

今こうして主人と暮らせている。

アリスちゃんと出会えた。

 

喪失やトラウマが与えてくれること

どんなに耐えがたい経験でも、終わってみればそこから学べる教訓や今後に生かせるものがある。

ただ、それは簡単なことではなく、人によっては何年もかかる、とこの本は言います。

 

けれど、得られたものが見つかれば、自分のやるべきことや人生の手応えが見つかるとも言います。

 

私の得たものは、私に無償の愛情をくれる人が分かったということです。

 

それから、健康を害してまで忙しくしていた生活から、ひとまず離れる人生を得たということです。

コレは逆に言えば、夢見ていた仕事を失ったということなのですが、先にも書いた通り、あのまま突き進んでいたらもっとどうにもならない不幸な状況になっていたかも知れません。

 

教師になれなかった代わりに、自分が何者になれるのかは、まだ分かりません。

でも、仕事でも立場でも、すべてのものに年齢制限があるわけではありません。これからでも、なっていくことができる何かはあると思っています。

 

今後もっともっと主人のことを大切にして、感謝を伝えて生きていこうと思います。

 

「マイナスな過去のもしも」を考えて得ることができるもののひとつが、今ある状況や人への感謝の心だそうです。

思うだけでなく、その感謝を伝えることが大事だと書かれていました。

 

明日からの帰省も、いろいろモヤモヤがありましたが母とはまた普通に話をしてみようと思いました。

 

f:id:sentimentalover:20220217100410j:plain

出会えて良かったね

 

嘘の心理学 〜脳がだまされて病気が治る〜

プラシーボ効果

最近、「嘘の心理学」という、マンガを交えてさまざまな嘘に関する情報を学べる本を読みました。

 

その中で、プラシーボ効果についても触れていました。

 

聞いたことのある方も多いと思いますが、プラシーボ効果とは、薬効成分を含まないプラセボ(偽薬)を薬だと偽って投与しても、患者の病状が良好に向かう治療効果のことです。

 

思い込むことで、偽薬でも効果を発揮するんですね。

これも、自分で気づかないうちに自分で自分を騙しているという、広い意味では「嘘」のひとつだということです。

 

プラシーボ効果は脳による思い込み(暗示)であるため、痛みなどの本人が意識する症状には影響が出るだろうということは研究者の中でも納得がいっているそうです。

 

しかし、本人の意思に関係のない検査数値などが変わることもあり、不思議で解明しにくい現象だと言われているそうです。

 

人体の神秘ですね。

 

f:id:sentimentalover:20220131095656j:plain

 

偽・抗うつ剤

この本を読む中で私は初めて知ったのですが、「偽抗うつ剤」がうつ病に効くという研究が進んでいるらしいのです。

 

偽薬はこれまで、「痛み」や「下痢」「不眠」などの症状に対して改善が見られやすいとされてきました。

しかし近年、うつ病にも効果が期待され、研究が進んできるのだとか。

 

偽薬の良いところは、副作用がない、もしくは少ないという点です。

有害な副作用を減らした偽抗うつ剤に注目が集まっているそうです。

 

この本の初版は5年くらい前なんですけど、今はどこまで研究が進んでいるんでしょうか。

 

抗精神病薬というのは、抗うつ剤とはまた違うものでしょうか。

私の服用している抗精神病薬にも、そう言ったものが実用化されているんでしょうか。

 

興味がありますけど、「これは偽の薬です」と説明されたら意味がないわけですから、このことを患者さんが知ることはないと言うことですよね。

病気が良くなってから教えられるのかな?

 

効果が出るか分からない薬に、精神状態がひどいときに実験台になりたいとは思えないですから、副作用があっても、私は今の薬のままで良いかなぁとも思います。

 

でも精神疾患の副作用はけっこうつらいですから、画期的な研究ですよね。

 

おまけ

ここらで心理テストでもいかがですか?

良かったらやっていって下さい。

 

【森に咲く花の魅力】

あなたは、ある森を探検しています。そこには誰もが魅了されてしまうという、世界にたったひとつの花があるそう。

ところが、その花はその魅力でおびき寄せた獲物を、大きな口で食べてしまう食人花だったのです。

その花はどんな魅力で人々を惹きつけるのでしょうか?

 

A.香りでおびき寄せる

B.その人が大好きな人の声をまねる

C.近寄ってくるのをじっと待つ

D.蝶を使っておびき寄せる

E.歌を歌っておびき寄せる

 

 

さあ、これで分かるのは…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【あなたはどんなタイプの嘘つき?】

森に潜む食人花は、あなた自身を象徴しています。

どのような方法で人をおびき寄せるかによって、あなたのつきやすいウソのタイプが分かります。

 

A.香りでおびき寄せる

→言葉を使わない方法を選んだあなたは、嘘をつくのが苦手。

しかし、本当のことを「話さない」嘘や、真実を「誤魔化す」嘘をつくタイプです。

 

B.その人が大好きな人の声をまねる

→声まねという高度な技をえらんだあなたは、かなり嘘つき上手です。

細部まで作り込んだ嘘を、相手に怪しまれることなくつき通すことができます。

 

C.近寄ってくるのをじっと待つ

→あなたは頑固な正直者。嘘を憎んでいます。

しかし、嘘には人を助けたり元気づけたりする使い方もあるので、上手な嘘のつき方を学びましょう。

 

D.蝶を使っておびき寄せる

→蝶の魅力に頼るあなたは、自分に自信がなく依存心が強い性格。

失敗して追い詰められたときに、他の人や状況に責任転嫁する嘘をつきやすい人です。

 

E.歌を歌っておびき寄せる

→歌って人をおびき寄せようとするあなたは、面白くしようとして話を盛る、誇張の嘘をつくタイプ。

調子に乗りすぎてしまう傾向があるので、言動に注意しましょう。

 

 

だそうです。

いかがでしたか?当たってます?

 

私が作ったのではないので、怒らないでください。

 

ちなみに、私が選んだのは…。

(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

 

 

参考:『「なるほど!」とわかる マンガ はじめての嘘の心理学』

   ゆうきゆう 監修 (西東社

 

 

 

 

危機的状況でこそ、ユーモアを

まだ生きているよね?

時間術に関する本を読みました。

 

最近心理学とか啓発本とか言った実用書が多く、小説をあまり読めていません。

でもそんな気分の時期もありますよね。

 

今読んでいる本で印象的な内容があって、

 

パイロット訓練生は、危機的状況に陥ったら、常に「機体はまだ飛行しているか?」と自分に問いかけるように教えられる。

米国のアポロ12号は打ち上げ後に落雷に見舞われたが、宇宙飛行士のアラン・ビーンはこのやり方で対処法を考え、飛行を続けることができた。

 

もうダメだ、と思われるような状況に出会ったときも、同じように「まだ生きているよね?」と自問してみよう。

ユーモアと味わいのある言葉だ。

 

出典:『世界で一番シンプルな時間術』

    ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー

    マリオン・キュステンマッハー

 

どうですか?

 

これを読んで、私は映画『タイタニック』を思い出しました。

 

f:id:sentimentalover:20220119100329j:plain

これはクイーンエリザベス

 

混乱のなかで

タイタニック

おそらく聞いたことの無い人はいない、あの映画です。ディカプリオのやつ。

 

タイタニックが氷河に衝突してから沈んでしまうまでの、手に汗握る数々のシーン。

その中に、弦楽四重奏(たしか4人だったと思う)のシーンがあるんですけど、ピンとくる方いますか?

 

救命ボートに乗るために、いろんな身分の人々が船上を右往左往するカオスな中で、弦楽器を持った人々がセッションするシーンがあるんです。

 

船内でのパーティーのために乗船していたこの音楽家たちは、大混乱の中で音楽を演奏するんです。

 

そしていよいよヤバイとなって、「出逢えてよかった」「一緒に演奏できて良かった」と握手をし、互いが助かることを祈りあって別れます。

(うろ覚えなので、もしかしたら美化されているかも…悪しからず)。

 

このシーンをふと思い出したんですよね。

 

私だったら

周囲の出来事に対して、なんでも「自分だったら」と考えたり発言したりするのは、あまり良く無いことみたいな論を聞いたことがありますが。

やっぱり考えはしますよね。

 

船が沈んでいく、命が助かるか分からない状況で、私は音楽を演奏するなんてこと出来ないですね。

 

パニックになって泣き叫び、手を引いて助け出してくれる人が居なければお終いです。

もし助かっても、ずっとこの悲劇の記憶から逃れられず、フラッシュバックに苦しみそうです。

 

病気のこと含め、なんでこんな心に生まれ育ったかなぁとは思います。

悔やんでも、この心と生きていくしかできないんですけれど。

 

せめて、命の危険がない場面では、落ち着いて対処できる人間になりたいです。

人生の経験値が上がれば、落ち着いた振る舞いが出来るようになるのでしょうか。

 

うーん。

頓服薬が手放せない私には、未知の領域です。

 

世界を旅した気分になって

気晴らしに

先日ブックオフで、可愛らしい本を見つけました。

f:id:sentimentalover:20211001094520j:plain

表紙はちょっとやかましい感じですが

世界を旅する著者が、これまでの旅で出会った可愛い雑貨などを紹介する本です。

 

中身はこんな感じ。

f:id:sentimentalover:20211001094642j:plain

可愛い雑貨がいっぱい

 

コロナ禍プラス体調不良もあって引きこもりがちな毎日ですが、パラパラとめくって見てなんだかワクワクしたので買ってみました。

 

実は飛行機に乗ったことがない

日本は島国なので、海外旅行に行きたければ飛行機に乗らなくてはいけませんよね。

船と言う方法もありますが、船ではその船での滞在自体が旅のウェイトを占めてくるし、お高いですよね。

 

ですが私、飛行機乗ったこと無いんです。

恐いんです。乗りたくないんです。

 

日本から出たこと、ありません。

 

もしかしたら乗ることになるのかもというニアミスはこれまで数回あったのですが、結局乗ることなく今に至ります。

 

でも海外には行ってみたい。

日本が世界と陸続きの国だったら良かったのに。

 

何もかも、大丈夫になりたい

将来、主人がお仕事を引退したら、豪華客船の旅とか行きたいです。

多分、飛行機恐怖症が治ることはないので、やっぱり船で。

 

そのころには、コロナはおさまっているのか、特効薬が出来ているのか。

なんとかなっていて欲しいです。

 

私の病気も、今より良くなっているでしょうか。

良くなっていると良いな。

 

f:id:sentimentalover:20211001095743j:plain

アタシも連れてって~

 

アリスちゃんとも、どっか行ってみたいね。

旅行は難しいけれど、もうちょっと長距離のお出かけとかしてみたいね。

 

まずは腰を治して、心も元気にならないと。