もうすぐ誕生日
もうすぐ33歳の誕生日です。
ここ数年、特に結婚してからぐらいでしょうか、昔よりも誕生日を穏やかに迎えられるようになりました。
20代のころは、誕生日が来るのがものすごく辛かったです。理由はやっぱり働いていないことです。新卒で仕事に就けなくて、職歴が無くて、どんどん年下の人たちが社会人になっていくのに、何者にもなれていない自分が年を重ねていく。
結婚してからは、私は主婦なんだと思えることが、苦しみを軽減してくれているように思います。
でも私は女なので、今度は出産の問題が出てきました。
いつかは、とか、いたら幸せだろうなとか、主人のきもちとか。そうは思うけれど、今はまだ自分の精神状態が妊娠期間や出産への怖さに耐えられるとは思いません。
怖い。考えたくない。
そんな思いが、誕生日を迎えるたびに私を苦しめます。
タイムリミットがあるから。
ひと足早くお祝いディナー
昨日、ひと足早く主人がディナーに連れて行ってくれました。
フレンチっっ!きゃー!
クレジットカードの特典で、コース代が1人分無料になるからそんなお店利用できたんですけどね。それでも高かった……。
高級店のフレンチコースなんて初めて食べたんですが、食事に3時間かかりました。ひとつひとつの料理が出てくるのが遅い……。トークを楽しめってことですかね。普段から主人とはたくさんしゃべっているので(私の話し相手は主人しかいません;;)、ご飯は黙ってぱくぱく食べたい派の私たちは、待ちくたびれました。
美味しかったですよ。もちろん。ひと皿ひと皿がお洒落で、店員さんの料理の説明は3割くらいしか理解できなかったけれど、うんうん頷いていただきました。
そしてデザートプレート。お皿のふちにチョコレートでHappy Blrthday!の文字が。
するとやっぱり、「記念にお写真お撮りしますか?」の流れが。
撮ってもらいました。自分の外見が好きではないので、もともと写真を撮られるのは大嫌いなのですが、こういうときは拒否できないですよね。空気壊せないし、主人は撮ろうよ!って人だし。
スマイル☺ ぱしゃっ☆
スマートフォン見て、あぁやっぱり。まだこのレベルなのか、と。
私だけ笑ってないんです。
ちゃんと笑顔になれてると思ったのに。
まだまだだなぁ。
人のためにお金を使う
お洒落なお店なので、周りのお客さんたちもみんなお洒落でした。家族連れもカップルもいましたが、普通のお知り合い同士なのかなというおじさんとおばさんがお隣に。
おじさんの声が大きくて、会話が聞こえてきてしまいましたが、やらしく口説いてるでもなく、話題が豊富。ギョーカイ人って感じでした。
どのテーブルもそうでしたが、さらっと男性がカード出すんですよね。みんなお金稼いでるんだなぁと、下世話な感想を抱きました。
主人は普通のサラリーマンですが、頑張ってお仕事して、それでもらったお給料を生活費として使わせてくれて、記念日にはこうして食事に連れて行ってくれたり、プレゼントを買ってくれたり。
それってすごいことですよね。お金をちゃんと稼いでいることも尊敬するし、自分が頑張って稼いだお金を気前よく人のために使えるって、ものすごくかっこいいなって思います。
今は私は毎月お小遣いをもらってやりくりしている身ですが、いつか私もお金を稼げるようになったら、今までよりもっと主人のためにお金を使いたいです。それもひとつのきもちの表し方だと思うから。感謝とか、愛情とか。
そんな時が来たらいいな。納税とか確定申告とかしてみたいな。
そのころには、写真撮られたらもうちょっと笑顔できるかな。
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