初めての厄除け
約2年前である、昨年のお正月。
私は厄年の厄除けを近所の神社でしてもらいました。
それほど大きな神社ではないので、数十分待って神主さんの手が空くと、貸し切り状態で厄除けをしてもらえました。
厄除けを申し込んで控室にいる間は主人と一緒に居たのですが、順番が来ると主人は「境内をうろついてるから」と、そこら辺に。
しかしやってきた神主さんは「あれ? ご主人は帰っちゃったの? 居るなら一緒にやってあげるよ」と。そこで放送で主人を呼び出してくださり、主人も一緒に厄除けをしてもらったのでした。
初めての厄除けだったのですが、厄除けのときって、名前とか住所を読み上げられるんですね。
「△△(住所、詳細に)に住んでいる〇〇(名前)の~、健康と安全を~」みたいに。けっこうな個人情報を大声で言われるんですね( ゚Д゚)
ちょっとビックリ。
翌日、車で
厄除けをしてもらった翌日、東京のとある寺院に私たちは車で向かいました。
主人は学生時代に警備員のアルバイトをしており、特にそちらの寺院を長く担当していたので、お坊さんたちや屋台の方たちにとても可愛がってもらっていたそうです。
結婚前にも数回、そちらの寺院に一緒に初詣に行きましたが、このときは結婚してから初めてのお正月で、ご挨拶しに行こうと言うことになりました。
その道中、私たちは交通事故に遭いました。
信号で止まっていたら、よそ見をしていたらしい後ろの車がドーン。
新車がボッコン
我が家の車は、買い替えて1年経つか経たないかの新車でした。後ろがかなりボッコンとなり、後日ディーラーさんで直してもらいましたが、「事故車」となってしまいました。
私は、修理をした車はすべて「事故車」と呼ぶのかと思っていたのですが、軽度なものは事故車と呼ばないんですね。大がかりな交換とかが必要なレベルかどうかで、事故車というレッテルを貼られてしまうんですね。
買って1年で事故車になった我が家の車。事故車になると、乗り換えで中古車販売業者とかに買い取ってもらう際、安くなってしまうと知りました。ううぅ。
ぶつかってきた人は芸能人
とりあえず近くの広場に車を移動させ、警察が来るのを待つことに。
後ろからドーンとぶつかってきたのは女性で、とてもすらっとした若い女の子でした。連絡先を交換した主人が、「名前聞いたらハーフの子みたいだね。俺の名前言っても漢字分からなかったみたいでさ、日本語ちょっと苦手なのかも」と。
相手の名前を見せてもらうと、ん?
ハーフだし、すらっとしてるし、名前見たことある気がするし……とネットで調べてみると、モデルさんでした。
そこで気付きました。私が買っていた女性ファッション誌にも登場している子でした。読者モデルとかではなく、ちゃんとしたモデルさん。
主人は見たことがないと言っていましたが。家に帰って雑誌を探すと、やっぱりその子が載っていました。
主人曰く、「免許取ってまだ2か月だってさ。車は事務所のだって」という状態だったそうです。
こちらは完全に停止してしばらくたっていたし、相手も過失をすぐ認めてくれたので、責任は10:0で解決できました。
しかし、修理代を全額払ってもらえても、事故車になってしまったのは損失でした。
どんな厄を払ってもらったのか
2人して厄払いをしてもらった翌日にもらい事故。厄払いとは何だったのか。
しかし、ディーラーさんに言われました。
「これだけ派手にぶつかられたのに、無傷だったんですか?」
はい。むち打ちとかもなく、相手も無傷だったみたいです。
「それは運が良かったですね~」
そうか、事故に遭っても怪我なしというのが、厄払いの効果だったのか!
でもだったら、そもそも事故に遭わないようにしてくれたら良かったのでは?
そこで私は思ったのです。
きっと、私たちについてくれた神様は、ちょっと欲しがりな神様だったのだと。
事故に遭わなかったら、神様に感謝なんて発想になかなかならないですからね。
事故には遭わせておいて、でも無傷! そこで神様、自分の存在アピール!
実際、いろんな人から「怪我が無くて良かった! 厄払いしたからだよ!!」と、言われましたからね。
何事にも、感謝の心を忘れたらいかん('◇')ゞ という教えでもあるのでしょう。
さぁ、来年の初詣はどうしましょうか。行くなら、厄除けをしてもらったその近所の神社ですが、混むんでしょうか。そんなに大きくないから、そこまで密じゃないかな?
さっとお参りして、おみくじとお守りいただいて帰って来ましょうかね。
来年の話をすると、鬼が笑うんでしたっけ?
残りわずかな今年も、まだまだ苦しいかも……な来年も、笑って過ごしたいです^^
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