素敵な本
先日、こんな本に出逢いました。
国内外の、色につけられた名前を、綺麗な写真と共に紹介する本です。
聞いたこともない色や、言葉では聞くけれど実際どんな色味を指すのか分かっていなかった色などが、たくさん出てきます。
虹は7色?
日本では、虹の色は7色と言うことで認識されていますよね。
けれど実際は、少しずつ変化していく色がつながり合っていて、きっちり7つの色に分かれているわけでは無いことも、多くの人がご存じだと思います。
なぜ7色だと言われるかと言うと、ニュートンがそう報告したからだそうです。
虹の色を巧みに再現したしたスペクトルがあれば、人間は100程度の色を見分けることができるらしいですよ。
虹を追う人
虹は近づこうとしても、その足元にたどり着くことできませんよね。
私も幼いころ、虹を見ると「あの虹が始まっている場所まで行きたい」と親にせがんだのを覚えています。
英語で「rainbow chaser(虹を追う人)」は「空想家」を意味するそうです。
世界各国に、虹の足元には宝が埋まっているという伝説があるそうですよ。
キツネ色
今はまだ虹に関する章を中心に読んだだけなのですが、素敵な色とストーリーがたくさん詰まっている本みたいです。
ところで、キツネ色と言われて、皆さんはどんな色を思い浮かびますか?
おそらく、こんがり美味しそうに出来た揚げ物ではないですか?
この本の色見本によると、キツネ色は揚げ物よりも肌色っぽい茶色で、実際の揚げ物の方が黄色味が強い気がします。
日本では食べの物の色の形容に使うキツネ色ですが、英語のフォックスは、書類などが日焼けやシミで変色するときに使うそうですよ。
どんどん雑学にも詳しくなれそうです。
毎日、少しずつ読み進めていきたい本に出逢いました。