うなされて
早朝、うなされて起きました。
どんな夢か覚えていないのですが、疲れる夢を見ていた気がします。
「んんっ」と声に出して言ってしまったらしく、主人に「どうした?」と言われて目が覚めました。
「大丈夫」と答えましたが、腰がけっこう痛いことに気付きました。
なので一旦起きて、ソファに座っていることにしました。
じばらくそうしていると、地震が来てびっくり。
地震より、震度3以上だと感知器が鳴るのでそれに怯えて、寝ている主人の元へ。
地震そのものは、そんなに大きくありませんでした。
この頃には痛みがだいぶ緩和されていたので、またベッドに戻りましたが、二度寝できませんでした。
つらい気持ちにはなるけれど
病気によって、相変わらず気分にはムラがあります。
急に悲しい気持ちやパニックになって、「んんー」となってしまったり、何もやる気が起きず寝ることに逃げてしまったり。
でもここ最近は、大きく悲観的にはなっていません。
最近と言っても、ほんの数週間のことですが。
不安定にはなるけれど、自分の現状を思い、ただただ恨み言を言って泣く、ということをせずに過ごせていると思います。
以前なら、腰が痛くて早朝にソファで耐えるときも、もっと悲しんでいたと思います。
でも今は、そこまで大きく落ち込まないで過ごせています。
先日読んだ本の言葉を、思い出すようにしているからだと思います。
『あなたがくだらないと思っている今日は
昨日死んだ人が
なんとかしてでも生きたかった今日』
死ぬよりよりつらいこと
私の場合、くだらないと思っている今日ではなく、「つらいと思っている今日」ですが。
それでもこの言葉を思い出すことにしています。
統合失調症になって初めの数年間はとてもつらく、きっと死ぬよりつらかったと思います。
でも死ぬだけの行動力も勇気もなかったから、闇の中をただ生き長らえました。
今でもつらいことはたくさんあるけれど、あの頃の精神状態と比べれば雲泥の差です。
きっと、今起きてしまったら本当につらいことと言ったら、大切な人がいなくなってしまうか、自分か大切な人が命に関わる病気になること。
多分そのくらいです。
今ある幸せ、と言うものに目を向けて、生きていたいと思っています。
統合失調症でない人生、腰痛のない日々、誇れる仕事。
そうであったら良いなとはもちろん思いますが、それでも、まだ失っていないものを大切にしたいです。
私がつらいと思っているような今日でも、そんなでも良いから生きていたかったという人がいるかも知れないのだから。
今日はリハビリです。
まだ回復の兆しが見られない腰痛ですが、「腰が痛いという理由で病院に通えること」が当たり前ではないと言うことを、ちゃんと覚えておきたいです。